ストレリチアは栽培そのものは、やさしいのです。何しろ、丈夫な植物で適応の巾が広いのですから、少々、違ったことをしても、何とか間に合わせてくれます。後は、だんだんに慣れてゆけば良いのですから。
ところで、入手が、こんなに難しい植物はそうそうありません。歴史が浅く、需要が少ないので、流通経路が出来ていないのです。売店で探せば見つからないことはありませんが、正式なルートがありませんから、出荷経路が不明なことが多く、選べるほどの数は置いてありません。各種を置いてある店など、どこを探してもないのです。結局。どこへ行ったら望みの品があるかを見つけた人だけが手に入れるのです。従って確かな栽培場が発見出来るまでは優秀品種などは「絵に描いた餅」でしかありません。これが一番の問題なのです。
しかも、優秀品種は通販売などはしてくれませんから、入手は簡単なことではありません。
この困難点をクリアー出来た人だけが本物に近づけることになります。でも、今のところは、これしか方法がありません。見方によっては、だからこそストレリチアの名品は価値があるのです。
