ストレリチア秘話No.1142 原種は生存試験の合格者だったのです

 植物が、何故、そんなことをするのか理由がわからないことが、いくつかありました。  植物の中には、現世の環境ではなく、苗の内は、ご先祖が辿った道を歩まされ、それを経過した者だけが生存をゆるされることがあります。それは現在...

ストレリチア秘話No.1141 ストレリチアの花色の進化

 ストレリチアは頑固で、交配によっても、なかなか変化してくれません。花弁(萼片)はオレンジと黄色だけで白も赤も拒絶して見込みがないのです。たった1カ所、だけは変化してくれるので、交配は、ここに集申します。  植物の長い歴...

ストレリチア秘話No.1137 ストレリチアを数学で解釈する

私は数学が苦手です。でも、栽培上は兎も角、育種家としては「確率」は避けて通ることが出来ない重大問題なのです。交配では、遺伝子同士の組み合わせによって、最終の結果が確率の差となって大きな違いが出てきてしまうからです。  そ...

ストレリチア秘話No.1134 誇り高く生きるストレリチ

 植物社会の掟が支配すると書いてきました。でも、それが全てだとは思いません。植物の側にだって権利はあるはずです。ストレリチアは同じ自生地であっても、自分の生きる場所をを選んでいます。セイタカアワダチ草のような一年草は空い...

ストレリチア秘話No.1133 自然に生きるストレリチの難しさ

南アフリカは花の国で日本の5倍の面積がありながらも、地域によって植生が変わります。内陸の広い平原は植物も少なく単調ですが、インド洋沿いの海岸地帯は気候も温暖で花の種類も多くなります。 ケープタウンから東へ向けてのガーデン...