ストレリチア秘話No.873 ストレリチアの新品種の作出は大きな喜びです その1
今までには存在しなかったストレチアを創り出す、これはストレリチア栽培としては最高の境地でしょう。私の育種家としての仕事なのですが、一般の人が、やれないことではありません。その内容の難しさを知って行えば良いのです。 今...
今までには存在しなかったストレチアを創り出す、これはストレリチア栽培としては最高の境地でしょう。私の育種家としての仕事なのですが、一般の人が、やれないことではありません。その内容の難しさを知って行えば良いのです。 今...
2024年6月下旬、雨が続いたためにストレリチアの新芽が柔らかく、色も極く薄いで伸びすぎています。中には自分の重みに耐えられず、曲ってしまうのも出てくるほどです。 こんな現象は、ここ2、3年来のことで、今まで、こんな...
私たちは「新、旧」「裏、表」「昔、未来」他、あらゆることに新、旧、両面の好みを持っています。人によって傾きの差はありますが、そう極端に表わすことは少ないようです。ストレリチアと付き合うには、相手がどんな性格なのかを知った...
ジャンセアも、パービフォリアも、未だ、一部の人にしかなじみがありません。それは、誕生してからの日が浅く、なじむだけの時間がなかったからではないでしょうか。レギーネは、既に数百万年以上の歴史がありますから古強者といっても...
前の章にてもストレリチア無茎種には3種ありますと書きましたが、世の中への広まり方は同じ割合にはなっていません。大きな差があるのです。ストレリチアは、自生地、南アフリカでも数多く植栽されてはいるものの、その大部分はレギー...
ストレリチアを評論するのではなく、現実に選ぶとなると決定しなければならないので重大事となります。その場合、何を考慮すべきかを問題にしてみましょう。一口にストレリチア(この場合は無茎種)といっても一様ではありません。3種...
「ストレリチアとは、いったい、どんな植物なのかを究めたい」これが私の終生のテーマです。 それなのに、水やり一つ、未だ、中途半端でわかっていません。外の置き場に出したジャ、シセアゴールドの20鉢が続いた雨の影響で育ちが...
2024年の夏は雨が多くて水やりは楽でした。それでも鉢植えは雨の合間には水やりは欠かせません。冬の水は生かす意味だけでよいのですが、夏は成長期ですから水の果たす役割は大きいので、それだけ気を使います。 ストレリチアは...
4,下司(げす)な態度は禁物です 私にしてみれば、ストレリチアは相応に、大切に扱ってもらいたいと思っています。 そのために、相応しい人物に引き取ってもらいたいのです。お金と物の交換だけと思っていないのです。それなのに...
ストレリチア栽培の困難さは色々ありますが、欲しい優秀品種をどうしたら入手できるか迷う人が多いのは確かでしょう。 私はお客さんを相手にするのが仕事の一つですから、いろいろな場面に出会います。なかなか手に入らない優秀品を、...