ストレリチア秘話No.893 育種家の望みは生態を超えて生理の限界にまで迫ろうとする
前章にてストレリチアが生きてゆくための生態上のことがらをみてきました。ところが育種家は、これで満足してはいません。ストレリチアを自生から引き離し、人間の管理下においている限り、自然の生態のままでは済まさず、生理上、最大...
前章にてストレリチアが生きてゆくための生態上のことがらをみてきました。ところが育種家は、これで満足してはいません。ストレリチアを自生から引き離し、人間の管理下においている限り、自然の生態のままでは済まさず、生理上、最大...
ストレリチアの発芽は個別ではなく、束にになって起きる現象ですが、今年になって、また、新しい事を発見しました。この現象が鉢毎だけでなく、種子の系統年にも起きているということです。 A, ゴールドクレスト系パービフォリア こ...
「秘話 NO 888」でストレリチアの生き方は「独立不羈」だと述べましたが、この章では、「いや、それは成株の時代のことであって、種子や苗の時は違う」のではないか、ということにふれてみましょう。 今、7月中旬で、6月初...
ストレリチアの一年はほぼ花に関係して生きています 夏はストレリチアも生長期ですから、つい目が生長部分に行きがちですが、実は脇の方では、開花株に花芽が動き始めているのです。まだ、蕾ではなく、小さな花芽ですから、細かく観...
ストレリチアの最新品種 ジャンセアゴールドが古い系統より育ちが速いことを述べてきましたが、これは栽培法に大きな影響を及ぼします。鉢植えより地植えの方が反応が強く出そうなので留意すべきことがらを挙げてみましょう。 葉や...
植物にも色々な生き方があります。ツル植物のように、からまる相手がいないと困るもの、稲や麦のように、お互いに寄りかかれる集団が向いているもの、そして、周囲に邪魔者を寄せるのを嫌う独立組まであります。南アフリカ イーストロ...
大抵の生物が生長の適温は 25°C前後で、ストレリチアも同じです。暦でいえば6月、梅雨に差し掛かった頃から始まります。ストレリチアも同じに始動するわけですが、始めの頃は気温が十分なのに思ったほどには生長出来ません。 環...
これは、あまりにも専門的な内容なので書くことを控えようと思ったのですが記録だけはしておこうと思い直しました。また、もし、ジャンセアゴールドが注目されるようになれば、その出生が追求される事も起きるでしょうから、との意味合...
今まで述べてきたのは集団全体の姿であって、もっと、詳しく立ち入ってみると、もう少し小さな集団もあり、最終的には独立した個体にいたるまでの個性的な変化まであります。 小集団の変異の傾向 小葉系が多く出現しますジャンセア...
すべてのストレリチアが、こうなったのではありません。新しく出現したジャンセアゴールドが変えたのです。この品種の詳しい経緯は、今までも取り上げていますので省略しますが、この品種が、どのような事情で、このような形質になった...