ストレリチア秘話No.1163 ストレリチアへのリスペクト「敬意」の有無がすべてです

 時は10月末、ストレリチアの生長も終わりに近づきました。開花大株では、余り気がつきませんが、若い苗は表情が敏感なのです。私が今、1番、関心を持っているのが2年後に初花見込みの約100本の苗です。生育旺盛な年代ですから変化が良く見えるのです。育ちが下り坂になった季節なのに、気がつくと驚くほど大きくなっているのです。開花を控えていますから少しでも大きくしておきたくて見ていますから、気になります。播種一年の苗も育ってはいるのですが、こちらは小さすぎて目立ちません。やはり、若者は目立つのです。

 生長のトップクラスは、もう花が出そうな大きさになってきていますが、まだ、ちょっと無理でしょう。とにかく、毎日、気になるのです。このようにして新花が生まれてくるのですが、それには然が関わってきますから、ハラハラの連続になります

 それにしても、思い出されるのは自生地でのストレリチアの生き方です。始めの頃はピンときませんでしたが、今となっては、リスペクト(敬意)が消えません。イーストロンドンのフラーズ ベイの海岸の砂丘に散在していたレギーネのたくましい姿です。あの厳しい環境の中を生き抜いてくるのは、並大抵のことではなかった筈です。だからこそ、ストレリチアは日本の我が家でも無事に育ってくれているのです。私の手元のストレリチアも同じだと思うと(敬意)があふれてきます。