これは新しい出来事ではありません。今までも矮性種は好まれてはいたのですが、せいぜい、購入のときに比較で選ばれていただけだったのです。それは、矮性種専門の生産がなく、供給したくても出来ない事情がありました。
それが、今まで秘匿されていた優れた系統が流通経路に出てきたのです。それまでは切り花用として働いていたのが鉢植えに転用されたといえるでしょう。切り花業界が重視しなかった事から起きた、といえなくもありません。それだけに選ばれた性能ですから安心できます。
このようにストレリチアといえども、十年一日で変化しないわけではありません。まして、近頃は変化が激しいようです。このコンパクトで可愛いストレリチアは、狭い日本人社会の状況にピッタリですから歓迎されることでしょう。残念なのは優秀品種は数が少ないことです。それなら普通品でも、と思っても、そうそう、お目にかかれません。
この系統は超矮性種ほど小さくはなく、草丈は1メートル前後ですから花立ちに問題はなく、従来品との性能に変わりはありません。
