ストレリチアの語り人であってもストレリチア全体の解説は簡単なことではありません。
ストレリチア科の中でも大型の有茎種の属もあれば、小型の無茎種の属もあって、それぞれに違いがありますから、一様ではありません。一番多く使われる無茎種でもレギーネ、パービフォリア、ジャンセアに個性の差がありますから簡単に済ませるわけにはいきません。切り花として大量に出荷するからと言って、それがストレリチア全体を表わしているわけではないのです。趣味の人々が持っている鉢植えであっても、自分の好みで集めた品種だけですからストレリチア全体を表現しているわけではないでしょう。
つまり、私たちはストレリチアについて語っているつもりでも、それは自分が関わった物だけに過ぎないことになりかねないのです。これを防ぐには、ことストレリチアに関しては、あらゆる事を学習しておかなければならないことになってしまいます。ストレリチアの語り人になるには大変なことを要求されるようです。

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