ストレリチアの将来の品種については今までも述べてきましたが、それ以前に必要なのは、現在、既に存在しているストレリチアの実態を確認しておく事が大切です。ここの所へ来て今まで存在を知りながらも、それを取り上げてこなかった手落ちに改めて気づかされました。
このような貴重品は、もっと早くから披露しなければならなかったのです。それがなかったために知られなかったのです。この分で行けば、まだまだありそうです。私が知らなかったったのではありません。存在を知っていても、その価値まで思い至らなかったのです。これは、私一人だけの情報の占有だったからです。もし、大勢の人目にふれれば、その価値に気づく人が現れる筈です。全世界、全国を調査するのは困難にしても、古くから、いろいろと存在してきた我が家でさえも、未だ隠れたストレリチアがありそうなのです。貴重な品とは、いきなり現れるものではないらしいのです。存在は知っていても、その価値を知らなかった事もあるのです。
