ストレリチア秘話No.760 「変りつつあるストレリチアの姿」

 苞の赤紫色がストレリチアの将来を決定するのではないでしょうか  ストレリチアの花が人々に強い印象を与えてきたのは、鳥の形をした奇妙な姿が珍しがられたことにあるでしょう。最初にロンドンのキューガーデンで開花して以来、次々...

ストレリチア秘話No.752 ストレリチアと気孔の問題

 私たちは植物が水や肥料を吸い上げることは常識として子供でも知っていることです。  でも、気体の二酸化炭素を取り入れて酸素を吐き出す呼吸の作用になると、忘れがちになってしまいます。  ところが、ストレリチアとっては、種を...

ストレリチア秘話No.723 究極のストレリチアはジャンセアです

 レギーネとジャンセアとでは。これでも同じストレリチアか、ところが、思うほど違う、と考えてみたらどうでしょう。それほど違うのです。なぜなら、片や、普通の植物並に葉を持っているのに、もう一方は、全然、持っていない、いわば宇...

ストレリチア秘話No.701 巾広い活動時期が特徴のストレリチア

 つい、この間まで遅咲きの花が咲いていたのに、もう、次の花芽が顔をのぞかせて来るのが6月です。まさかと思うほどの早さです。6月は普通のストレリチアは、未だ活動を始めて間がない季節なのにです。この季節は暑いので花芽の伸長は...