ストレリチア秘話No.239 ストレリチア進化の方向は自然から人類の手に
ストレリチアが、この地球上に誕生して以来、その進化の方向は、すべて自然の手に委ねられてきました。それが近年になって人類が手を差し伸べるようになると、人の好む方向へと変えられるようになってきています。それでもストレリチア...
ストレリチアが、この地球上に誕生して以来、その進化の方向は、すべて自然の手に委ねられてきました。それが近年になって人類が手を差し伸べるようになると、人の好む方向へと変えられるようになってきています。それでもストレリチア...
ストレリチアに関わる人は心得ておかなければならないことがあります。それは、「ストレリチアとは、どんな植物なのか」を知るということです。これを持たないと見当違いなことをやってしまうことになります。 ある別荘風の庭園...
私の住んでいる南房総の海岸地帯には、捨てられたキダチアロエが野生化して群落を作り、それが花を咲かせるようになると見事な景観となり、名物となってしまったのが何カ所もあり、まだ、これからも出来上がる可能性のあるところが少な...
ストレリチアの花は、みな同じように見えます。ところが、種(しゅ)が違えば、僅かながらの差があるのです。一本だけ取り出されたのではピンときませんが、何本か、まとまった姿となると、その個性がはっきりと現れます。 ジャンセ...
パーヴィフォリアというストレリチアに初めて出会ったのは、ジャンセア自生地に案内された時のことでした。すぐ近くのユイテンハーグの町に寄った際、小さなショッピングセンターの前の通りの道路の分離帯に一株のストレリチアが植えら...
ストレリチアの研究者とは、どんなつまらないことであっても、そこにストレリチアの謎を解くヒントがあるのではないかと探し回るものです。サンバードは、ストレリチアとは、お互いに助けたり、助けられたりの関係で共に進化してきた仲...
私が南アフリカ滞在時に読んだストレリチアの解説記事に 「原住民は昔、ストレリチア種子を食用にした」 との解説がありました。ストレリチアの種子は、小豆や大豆と同じで、割ってみると中に澱粉質の胚乳がつまっています。これが発...
移植ごてを初めとする一般の用具は他の花の栽培用具となんら変わらない。しかし、ストレリチアは盆栽の樹木ほど硬くはないが草花よりは太く、しっかりしている。これを切る道具が問題となる。 ストレリチアは、花も葉も太くて、やや...
ストレリチアの葉は、幼いうちは年間、5,6枚も出るが成熟すると4枚となり、ジャンセアの場合は少なく、3枚程度となる。初年度の葉は、主に光合成に集中して働き、花を出すことは、まず無い。(ストレリチアの花は葉の根元から出る...
ストレリチアの花は開花後、晴天の日には蜜をだします。青紫色の花弁の根元が壺のような構造になっていて、そこに蜜がたまる構造になっているのです。サンバードは、そこへ、細く、やや湾曲した嘴を差し込んで蜜を吸うわけです。大抵の花...