ストレリチア秘話No.268 変異の王者 パーヴィフォリア

 ストレリチアも大型の有茎種は、それぞれの種の中では個体差は、あまり認められないようです。ところが小柄な無茎種では、どの種も変異が多く、中でもパーヴィフォリアは特別、多く、 一株、一株が違うほど個性的なのです。これは、こ...

ストレリチア秘話No.267 ストレリチアの移り変わり

 ストレリチアも栽培期間が長くなるにつれ、様々な変化が生じてきています。先ず、花色がオレンジ色から黄色に移ると、花だけでなく、外見や強健さも変わってきました。オレンジ系は相変わらず、先祖代々からのたくましい強健さを外見の...

ストレリチア秘話No.265 将来の使われ方

 ストレリチアは現在では、原産地の南アフリカばかりでなく、カリフォルニアでも日本でも、 或いは他の国々でも、公共施設を始め、様々な場所に植えられ、その特色が利用されてきています。しかし、よく見ると、殆どがレギーネでジャン...

ストレリチア秘話No.264 ストレリチアと雑草 

 一般の花栽培と同じでストレリチアも雑草には悩まされます。鉢植えでは、簡単に引き抜ける草はともかく、 カタバミやニラのように、はびこってしまうと、植え替え時でないと除去出来ない草は困ってしまいます。それでも、まだ若い内に...

ストレリチア秘話No.262 ストレリチアと様々な技術  

 第二回のストレリチア自生地調査の時でした。ポートエリザベス大学植物学教室のファン ダ フェンター教授を訪れました。そこで教授は、ニヤニヤ笑いながら、つまり、あまり、真面目なようすではなく、広口の瓶に水栽培されたストレリ...

ストレリチア秘話No.261 ストレリチアの入手の難易 

 ストレリチアを南アフリカから文明世界へ初めて紹介したのは、キューガーデンの監理者、バンクス卿によって派遣された、フランシス マッソンでした。ストレリチアを採集したのは、アフリカに慣れてきた第二回の時とされています。  ...

ストレリチア秘話No.260 ストレリチアとの意思疎通

 現在、一月中旬、我が家のストレリチアの野外、露地栽培場では、寒波に襲われて開花寸前の蕾が霜にやられて首を垂れています。だけど、株自体は何の損傷もなく、元気そうなので大きな被害を受けた様子はありません。やられたのは開花直...