ストレリチア秘話No.269 ストレリチアの葉が働くのは2年余りです
ストレリチアの栽培相談で、よく訊かれます。 「古い葉は切り捨てていいんですか、 それとも残した方が?」 私は、「汚らしい、 邪魔だ、と思うなら切り去ればいいですよ。 気にならないのでしたら放って置いてもいいです。 ど...
ストレリチアの栽培相談で、よく訊かれます。 「古い葉は切り捨てていいんですか、 それとも残した方が?」 私は、「汚らしい、 邪魔だ、と思うなら切り去ればいいですよ。 気にならないのでしたら放って置いてもいいです。 ど...
ストレリチアも大型の有茎種は、それぞれの種の中では個体差は、あまり認められないようです。ところが小柄な無茎種では、どの種も変異が多く、中でもパーヴィフォリアは特別、多く、 一株、一株が違うほど個性的なのです。これは、こ...
ストレリチアも栽培期間が長くなるにつれ、様々な変化が生じてきています。先ず、花色がオレンジ色から黄色に移ると、花だけでなく、外見や強健さも変わってきました。オレンジ系は相変わらず、先祖代々からのたくましい強健さを外見の...
ストレリチアは現在では、原産地の南アフリカばかりでなく、カリフォルニアでも日本でも、 或いは他の国々でも、公共施設を始め、様々な場所に植えられ、その特色が利用されてきています。しかし、よく見ると、殆どがレギーネでジャン...
一般の花栽培と同じでストレリチアも雑草には悩まされます。鉢植えでは、簡単に引き抜ける草はともかく、 カタバミやニラのように、はびこってしまうと、植え替え時でないと除去出来ない草は困ってしまいます。それでも、まだ若い内に...
今まで繰り返し述べてきたストレリチアの変化は、起きるにしてもスピード感に欠けています。 新しいストレリチアが現われたとしても、それを世の中が受け入れるのに5年10年もかかることでしょう。今までの経過を辿ってみれば間違い...
草型の小さい矮性種は、すでにあります。ここでいうのは、花、そのものが小さいことを指しています。レギーネを始めとする無茎種ストレリチアの花は、苞の長さ約15cmで、大きなアレンジメントにも十分に使えるので、重宝されていま...
第二回のストレリチア自生地調査の時でした。ポートエリザベス大学植物学教室のファン ダ フェンター教授を訪れました。そこで教授は、ニヤニヤ笑いながら、つまり、あまり、真面目なようすではなく、広口の瓶に水栽培されたストレリ...
ストレリチアを南アフリカから文明世界へ初めて紹介したのは、キューガーデンの監理者、バンクス卿によって派遣された、フランシス マッソンでした。ストレリチアを採集したのは、アフリカに慣れてきた第二回の時とされています。 ...
現在、一月中旬、我が家のストレリチアの野外、露地栽培場では、寒波に襲われて開花寸前の蕾が霜にやられて首を垂れています。だけど、株自体は何の損傷もなく、元気そうなので大きな被害を受けた様子はありません。やられたのは開花直...