ストレリチア秘話No.509 ジャンセアゴールドが生まれるまでその1
現代、ストレリチアの最新の系統といえば「ジャンセアゴールド」でしょう。でも、いきなり、生まれ出たわけではありません。それは、長いとまではいえないまでも、ストレリチアが辿ってきた道の延長線の上にあるのです。 1, 初期の頃...
現代、ストレリチアの最新の系統といえば「ジャンセアゴールド」でしょう。でも、いきなり、生まれ出たわけではありません。それは、長いとまではいえないまでも、ストレリチアが辿ってきた道の延長線の上にあるのです。 1, 初期の頃...
ストレリチアの無茎種には、レギーネもパーヴィフォリアもありますが、究極に辿りつくのは、はジャンセアである、と思っています。それは、今までの植物とは違った、独得の形質を持っているからです。それだけに、まだ、人気は今イチです...
生物が生きるとは、生存のための活動の連続とでもいえましょうか。ストレリチアの生命維持活動を手助けすることが栽培なのだと言い換えることもでます。ところが、この活動は幅広く、数多くの条件に支えられていますから複雑です。それ...
或る人が助けを求めて、ヒョロヒョロに痩せ衰えたストレリチアを連れてきました。様子を聞くと、冬ばかりではなく、一年中、室内に入れておいたとのことです。寒さを始めとする障害から守るための処置だった、とのことです。次に、別の...
「徒然草、」ではありませんが、花は盛りだけが鑑賞価値があるわけではありません。とはいっても、「わび、さび」の境地にまで達したことを述べようとしているわけではないのです。凡人のレベルで、花の美しさを見る範囲を広げようとし...
私は一年を通じてストレリチアと付き合っていますから、季節によって気分が変わるわけではありません。それぞれの季節に従って見せてくれるストレリチアに対しています。でも、大勢のストレリチア愛好家のお客さんを相手にしていますと...
これも高等技術の一つといえましょう。ストレリチアの鉢植えには一年を通じて水やりがついて回ります。一見、同じことの繰り返しのように見えますが、実は、夏と冬とでは違いがあるのです。回数の多い、少ないだけの単純な問題だけでは...
私のストレリチア圃場には、数多くの名品が並んでいて、それらに囲まれていると、実に豊かな気分に浸れます。でも、初めの頃は雑多な集団でした。それが長い間の選抜、陶法によって、やっと精鋭の集まりになれたのです。でも、それは古...
「ストレリチア秘話」も500号を越えましたので、ここで一区切り、ストレリチアの栽培についてのまとめをしておきたいと思います。 栽培とは、その植物が持つ能力を最大限に発揮させる技術ですが、それも、その植物の特性によって様々...
「ストレリチア秘語 500号」を記念して、ストレリチアの基本的な事柄を取り上げてみたいと思います。 「生物は、独立した存在ではなく、その生まれ、育った環境に大きな影響を受けている。いや、環境とは切り離せない、環境、その...