ストレリチア秘話No.339 ストレリチア「運不運」

 園芸植物の歴史を読んでいて驚きました。ストレリチアを初めて文明世界のヨーロッパへ持ってきたのは、ロンドンキューガーデンのバンクスから派遣されたフランシスマッソンであることを前にのべましたが、実は、もっと早く送った人物が...

ストレリチア秘話No.337 分散の妙 ストレリチア栽培

 2023 年の冬は「10年ぶりの寒さ」と天気予報が伝えていました。人は家の中にいるのですから、少々、寒いかな、程度で過ぎたのに、植物は、まともに被害を受けました。家の軒下に置いてあったストレリチアの花芽が凍ってしまった...

ストレリチア秘話No.334 花の特徴は花以外の部分にも現れる

 ストレリチアで一番、目立つのは花です。その中でも際立っているのが、花弁(実は萼)と苞の色彩です。  花弁がオレンジ色の花は目立った変化はありませんが、黄色種は特別です。花弁の黄色が苞の下部にも現われることが多く起きます...

ストレリチア秘話No.333 自然陶汰と人工選抜

 私の所では実生苗が開花してくると選抜が始まります。優秀花を選ぶのが目的ですから選ばれなかったものは捨てられる運命にあります。人によっては、何と非情なことを、或いは、もったいない、と思われるかもしれませんが、私にとっては...

ストレリチア秘話No.337分散の妙ストレリチア栽培

 2023年『2022年〜2023年』の冬は「10年ぶりの寒さ」と天気予報が伝えていました。人は家の中にいるのですから、少々、寒いかな、程度で過ぎたのに、植物は、まともに被害を受けました。家の軒下に置いてあったストレリチ...

ストレリチア秘話No.332 「汝自分自身を知れ」とは、ストレリチア愛好家でいえば、自分の立ち位置を知る」ことではないでしょうか?

 この「ストレリチ秘話」もNO 330を超え、そろそろ、終わりが近ずいてきたことを感じています。それは書く種が底をついてきたからです。今まで読んで頂いて役にたったことといえば、読者が今、自分がどの辺りに立っているかを知る...