ストレリチア秘話No.489 ストレリチアとの付き合い方の究極とは
ストレリチアを栽培する大勢の人々を私は見てきました。その中から引き出した結論です。以前、私は、せっかちな人の方がストレリチアとの相性がいいと述べましたが、今回は、そのレベルを超えた話と受け取ってください。人とストレリチ...
ストレリチアを栽培する大勢の人々を私は見てきました。その中から引き出した結論です。以前、私は、せっかちな人の方がストレリチアとの相性がいいと述べましたが、今回は、そのレベルを超えた話と受け取ってください。人とストレリチ...
この「秘話」の初め頃、「人とストレリチアの相性ストレリチアに好かれる人」について書きました。今度は、そのレベルを遥かに突き抜けた人物が登場してきたお話です。僅か一か月の間に二人、しかも、どういうわけか、共に女性でした。...
どんな分野にも、たいてい、何らかの迷がついて回ります。ストレリチアにも勿論です。 正しい、基本的な情報が広まっていない分野ですから、なおさら、呆れた迷信には事欠きません。これは、その中の一つで、我が国、日本だけの現象...
ストレリチアの栽培と一口でいうものの、その表れ方は様々です。玄関やベランダに並べる鉢物として。あるいは、狭い室内でも十分に置ける矮性種のコレクション。庭園の植栽のメンバーとして、などなど、人、それぞれです。また、扱い方...
前章の続きです。ストレリチアが時に見せる変わった表情には二種類あると思います。一つは環境条件の違いから生じる変化と、もう一つは、DNAの変化によるもので、こちらは植物学では「変異」と呼ばれています。この両者は、似たもの...
ストレリチアは環境の変化には鈍感ですが、たった一つ、高温には反応する、と前章 No.483にて述べました。昼夜の温度差が大きいと、日中、高温になると、急激に生長(細胞分裂)した結果、組織が柔らかく、弱く出来てしまうので...
ストレリチアは全体が丈夫に出来ていますから、弱い部分はないように見えますが、それでも、系統によっては扱いが不適当な場合は弱点を露呈します。 その一つは、花の首に当る部分が柔らかく出来て、自分の花の重みに耐えられず、曲...
ストレリチアの花の特徴は長い期間、楽しませてくれることです。わけても冬は、飽きるほど長く咲き続けます。切り花でさえ、1ヶ月近く保ちます。実は、もっと長く咲かせるだけの蕾を内包しているのですが、養分の補給がないために途中...
ストレリチアの植物体は大部分が硬いクチン質で覆われていて丈夫に出来ていますから、少々、手荒に扱われても平気です。それでも部位によって重要度が違いますから知っておくことも必要でしょう。 第一は、もっとも大切な部分は生命...
昨年、ストレリチアジャンセアの種子を播いて約600本の苗が出来ました。それを少しでも早く大きく育てようと、秋、鉢から抜いて地植えにしたのです。少し早いなと思ながらも、冬が来る前には、しっかりした苗に育つだろうと期待しての...