つい、この間まで遅咲きの花が咲いていたのに、もう、次の花芽が顔をのぞかせて来るのが6月です。まさかと思うほどの早さです。6月は普通のストレリチアは、未だ活動を始めて間がない季節なのにです。この季節は暑いので花芽の伸長は早く、8月中には開花してきます。
早咲きは6月なのに、遅咲きの花芽は12月に出ますので、その開きは6ヶ月もあります。普通のストレリチアは季節によって活動が決まっていますが、種、全体を見ると季節感がないほど分散しています。それなのに、皆、同じ扱いをしているのに活動だけが違う面白さです。ここまでの巾広い活動の植物は珍しいといえるでしょう。ストレリチアの自生地は季節の違いはあるのに、ストレリチアだけが無視するには、生きていくための戦略なのでしょう。
しかも、この活動ぶりが完全に固定しているわけでもなく、年によって少し変動するのです。これも戦略に関係があるのでしょう。その点、ずいぶん巾広い可能性をもった植物との印象を受けます。何しろ,早咲きと遅咲きとは違う植物のような活動ぶりを示すのですから。

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