ストレリチア秘話No.124 ストレリチアと雑種強勢 その1

 NO107とNO 108で優れた原種のことを述べました。今回もすぐれた系統の話になりますが、これは対立することではなく、どちらも優れているということです。私は、現在、取りかかっている「ジャンセア黄色種」に驚きと期待を持...

ストレリチア秘話No.123 ストレリチアの開花と気候変動

 毎年、3月に入るとサクラ前線の移動が話題になります。サクラの咲くのが年によって変動し、定まっていないからです。ストレリチアだって植物として気候の影響を受けているわけですから、毎年、同じ咲き方をするわけではありません 正...

ストレリチア秘話No.122 ストレリチアの品種と持ち主との相性

 今回は最高レベルの話題です。誰でもがこの境地に達しているわけではありませんから読み飛ばしてくださっても構いません。ストレリチアとの付き合いが長くなると、結果として数多くのストレリチアと接することになります。そのうちに、...

ストレリチア秘話No.121 園芸家の進むべき道とストレリチア

 園芸家の進む道は二通りあるように思われます。その一つは、なかなか言うことを聞いてくれない、気難しい植物を、だましだまし導いて育てる名人芸を目指す道です。この困難さに却って魅力を感じ、挑戦する人も多く、それは、それなりに...

ストレリチア秘話No.120 ストレリチアとの付き合い方

 今回は「ストレリチア秘話」120回を記念して、また基本に戻りましょう。私の所には時々、見るも哀れな姿のストレリチアが持ち込まれることがあります。持ち主が、どうしたらよいか、困ってしまってのことです。  大きくは二つに分...

ストレリチア秘話No.119 ストレリチア品種改良の裏話 その2

 昭和30年代の頃です。カリフォルニアから送られてきた園芸雑誌にシンビジュームの苗を養成している写真を見ました。何と、何万、何十万本も並んでいるのです。当時の日本人には信じられない光景でした。私たちは1株手に入れるだけで...