ストレリチア秘話No.124 ストレリチアと雑種強勢 その1
NO107とNO 108で優れた原種のことを述べました。今回もすぐれた系統の話になりますが、これは対立することではなく、どちらも優れているということです。私は、現在、取りかかっている「ジャンセア黄色種」に驚きと期待を持...
NO107とNO 108で優れた原種のことを述べました。今回もすぐれた系統の話になりますが、これは対立することではなく、どちらも優れているということです。私は、現在、取りかかっている「ジャンセア黄色種」に驚きと期待を持...
毎年、3月に入るとサクラ前線の移動が話題になります。サクラの咲くのが年によって変動し、定まっていないからです。ストレリチアだって植物として気候の影響を受けているわけですから、毎年、同じ咲き方をするわけではありません 正...
今回は最高レベルの話題です。誰でもがこの境地に達しているわけではありませんから読み飛ばしてくださっても構いません。ストレリチアとの付き合いが長くなると、結果として数多くのストレリチアと接することになります。そのうちに、...
園芸家の進む道は二通りあるように思われます。その一つは、なかなか言うことを聞いてくれない、気難しい植物を、だましだまし導いて育てる名人芸を目指す道です。この困難さに却って魅力を感じ、挑戦する人も多く、それは、それなりに...
今回は「ストレリチア秘話」120回を記念して、また基本に戻りましょう。私の所には時々、見るも哀れな姿のストレリチアが持ち込まれることがあります。持ち主が、どうしたらよいか、困ってしまってのことです。 大きくは二つに分...
昭和30年代の頃です。カリフォルニアから送られてきた園芸雑誌にシンビジュームの苗を養成している写真を見ました。何と、何万、何十万本も並んでいるのです。当時の日本人には信じられない光景でした。私たちは1株手に入れるだけで...
私の園芸上の師匠は何人もいますが、アメリカの園芸家 バーバンクも、その一人です。但し、交流があったわけではありません。なにしろ、19世紀後半から、20世紀初めに活躍した人ですから。カリフォルニアの園芸事情を3回にわたっ...
ストレリチアの栽培には、種子から養成する道があります。これも二つに分かれます。 一つは気楽にやってしまう道と、育種家が人生をかけてまでの厳しい道のりです。 草花や植木の種子を採って育てることは、よくやることで珍しく...
栽培家のレベルが上がるにつれ、次々に優良品種の入手が始まります。困難な道を進まなければなりなくなってしまったのです。資金の問題が登場してきます。これは、東洋ランや盆栽のハイ レベルの品に比べれば、ストレリチアは安くつく...
いま、ストレリチアを手元に置いている人は、これから、この植物とどんな付き合い方をしていくことになるでしょうか、人により様々な道筋があることでしょうが、それを辿ってみることにしましょう。 最初の出会いの場は、いろいろ違...