ストレリチア秘話No.690 ストレリチア栽培では用土の乾燥状態の確認が重要です
秘話 No.684で植え替え時に鉢を抜くと根の育ちが確認出来て楽しい、と書きました。あれは、水のやり方が確かめられるからです。良ければ根は十分に回っています。でも、観察は、それだけにとどまりません。湿っているか、乾いて...
秘話 No.684で植え替え時に鉢を抜くと根の育ちが確認出来て楽しい、と書きました。あれは、水のやり方が確かめられるからです。良ければ根は十分に回っています。でも、観察は、それだけにとどまりません。湿っているか、乾いて...
私の栽培場は以前はガラス温室でしたが現在では、すべて露地栽培で、違いは日射量だけでなく、水のやりかたにもあります。実は、これには大きな差があるのです。 温室栽培の時の水やりは、すべて人工濯水で、いくらストレリチアが乾...
我が育種場では各種の交配が進められていますので、その内、今までになかったストレリチアチアが出てくるかも知れませんが、残念なことには発現には限界があるということです。交配とは遺伝子の組み合わせですから、それは現在ある遺伝...
ストレリチアは栽培そのものは、やさしいのです。何しろ、丈夫な植物で適応の巾が広いのですから、少々、違ったことをしても、何とか間に合わせてくれます。後は、だんだんに慣れてゆけば良いのですから。 ところで、入手が、こんな...
ここでは、そんな難しい事は扱いません。ストレリチアを長く扱ってると起きる出来事です。選り抜きのストレリチアだけを揃えて持っていたいとは誰しも望むことですが、なかなか、そうもいかず、残りものが出てしまうことが多いのです。...
これは、なかなか厄介な問題です。どんな用土も、それぞれ長所、欠点を持っているからです。一番、多く使われる赤玉土も、中粒を使っても、やがては崩れて、ただの上に戻ってしまいます。腐楽土を混ぜて養分の追加や水はけを良くしても...
植物の世話をするのは何の作業でも楽しいものですが、スチレリチアの場合は植え替え時は特別です。小苗を次の鉢に緩めるのは生長が確認出来る喜びがあり、中苗、大面は育ったことが確かめられ、開花の期待もあります。一番有り難いのは...
ストレリチアの優れた花を見続けていると、見慣れてしまい,強い印象が鈍ってしまうととが珍しくありません。見過ぎ、慣れすぎ、といってもよいかもしれません。そうなると減多にない優秀花でありながら、なかなか命名されない不運な品...
ストレリチア無茎種は3種ありますが、それぞれ個性が違いますから育て方から扱い方に差があります。それを心得ていないと上手く栽培が出来ません。栽培技術の向上には主にこの点が重要になります。 3種と言っても、大きく分ければ...
ストレリチアは品種によって開花時期が、ほぼ、決まっているのが多いのですが、近頃、遅咲きが多くなってきました。特にジャンセアゴールドの傾向が強く、ストレリチアの花の鑑賞期間が伸びたことが喜ばれています。 いつ頃からの開...