ストレリチア秘話No.724 極矮性ジャンセアの開花
ゴールデンウィークに極矮性ジャンセアが一鉢開花しました。この系統は、まだ10数鉢ありますが、花が見られるのは数少なく、毎年、1本程度しかありません。 極矮性種は数が少ないだけでなく、花立ちの悪いものが多く、花を付けて...
ゴールデンウィークに極矮性ジャンセアが一鉢開花しました。この系統は、まだ10数鉢ありますが、花が見られるのは数少なく、毎年、1本程度しかありません。 極矮性種は数が少ないだけでなく、花立ちの悪いものが多く、花を付けて...
レギーネとジャンセアとでは。これでも同じストレリチアか、ところが、思うほど違う、と考えてみたらどうでしょう。それほど違うのです。なぜなら、片や、普通の植物並に葉を持っているのに、もう一方は、全然、持っていない、いわば宇...
ストレリチア大型の有茎種は体全体が葉で出来ているといえるほど葉が大きいです。これだけ広い面積の葉の光合成で力を付け、繁栄しようとしたのでしょう。でも、それは長くは続きませんでした。アフリカ大陸は長い間、温暖、湿潤で住み易...
「葉は、陸上植物において、最も原始的かつ本質的器官であって、最高の権限を付与されるべきものである。陸上の葉はその大きさや形および成長様式において驚く程、多様であるが、その微細構造は実によく似ている。いったん、こうした構造...
春の植え替え季節は楽しいと書きました。大きくなったので鉢も大きくなるので育ちが確認出来ます。株分けすれば数が増える喜びがあります。もっとも、これは適当に増えた場合の話で、元々、増えの良すぎる株では良い結果が生まれるわけ...
秘話717号でオレンジ パービフォリアを粗末に扱ったと書きました。ところが、何をしたかと言えば、日当たりの良くない場所に置いたのです。 植え替えで鉢を抜いてみると、根は良く育っていますが、葉、葉柄の方が強さに欠けてい...
レギーネとジャンセアでは大きく異なります。 同じストレリチア属でありながら、レギーネとジャンセアでは大きな違いがあります。見た目は、葉が有るか、無いかの差ですが、実は、これが大きな違いを生んでいるのです。普通の植物は...
植え替えの調子が出たついでに、今まで粗末に扱ってきたオレンジのパービフォリアも手がけました。今まではゴールド系に力が入って無視されていたのです。そこで可愛そうになり、手を入れ始めたのです。この系統はパービフォリアとして...
これもストレリチアの特徴の一つです。いくら花立ちに優れた系統でも、毎年、続けて力一杯の開花は無理です。開花は養分の消耗が激しいですから、一回、全力を発揮してしまえば、来年は数を減らすか、休むしかありません!これでは、1、...
この「秘話」も700話を越えました。未だ、これから先、どれだけ書けるか分りませんが、その事情を伝えることも必要と考えました。 「秘話」の秘密とは、ストレリチアを取り巻く事情の隠れた秘密を解き明かそうとしたわけではあり...