ストレリチア秘話No.641 お気に入りストレリチアに出合えた人は幸せです。
私の仕事の重要な部分はお客さんにピッタリのストレリチアを見つけてあげることだと思っています。ところが、実は、これが大変に難しいことなんです。お客さんが自分にピッタリのストレリチアに中々出会えないのです。 原因は分って...
私の仕事の重要な部分はお客さんにピッタリのストレリチアを見つけてあげることだと思っています。ところが、実は、これが大変に難しいことなんです。お客さんが自分にピッタリのストレリチアに中々出会えないのです。 原因は分って...
私は93歳、ストレリチアとの付き合いは60年を越えています。ストレリチアの寿命は千年、それなのにわたしたち人類は百年足らずしか生きられません。ストレリチアを栽培するとは10倍の寿命の相手に対しなければならないことなので...
ストレリチアと言ったってピンからキリまであるのですから、少なくとも愛好家なら、惚れ惚れするようなストレリチアを持ってみたいと思いませんか。 「そんな株ってあるんですか?」 と言う人がいたら、あきれて、ものがいえませ...
私が不思議に思うのは、私たち人類が長い歴史の中で何回となく或る植物に夢中になり、ときには社会全体まで巻き込んで大きな騒ぎを引き起こしてきたことです。一番ひどかったのは16世紀に起きたオランダのチューリップ騒動で、国中の人...
私はTV局や雑誌社の取材をうける度くたびに、よく聞かれました。 「あなたは、どういうきっかけでストレリチアと関わるようになったのですか?」と言う質問です。そのたびごとに私は困りました。マスコミ関係者にとっては、『こんな...
「秘話No.630」で現代のストレリチアの問題は古さと新しさが入り混じっていることで、この処理には時間がかかるであろうと述べました。しかし、私は楽観的にみているわけではありません。時代が新しくなったとはいえ、新しい人す...
前章 No.629にて、人がストレリチアと付き合うのは簡単ではないと述べましたが、その理由について、詳しく書きませんでしたが、それでは説明不足であることに気づきましたので、改めて深入りしてみようと思います。何しろ、これ...
この章を読んで下さる人はストレリチアと付き合うのが割と新しいことが多いことを望んでいます。古い人が駄目だと言うわけではありませんが、理解が及ぶのが相当に骨が折れるだろうと思うからです。 ストレリチアの語り人の私に言わせ...
ストレリチア秘話の原稿が600号を越えましたので、改めて原稿を読みかえして感じたことを伝えておきたいと思い立ちました。書き始めたころは自分の思いは十分に伝えられると思っていましたが、今となると、そんな簡単な事ではないと...
ストレリチア秘話 No.615号にて閲覧者数が1100名を越えたと述べました。実は、これは私にとって大きな驚きなのです。私が知る限り、昔のストレリチア関係者は、初めの頃は兎も角、じきに学習することを止めてしまう人が多か...