ストレリチア秘話No.477 ジャンセアの自生 優占種と代表種
私はストレリチアの中でもジャンセアが一番好きです。それは、どの種よりも変わった、独特の形質を持っているからです。それなのに情報量がわずかしかありません。だから、ジャンセアに関する情報なら、なんでも知りたいのです。例え、そ...
私はストレリチアの中でもジャンセアが一番好きです。それは、どの種よりも変わった、独特の形質を持っているからです。それなのに情報量がわずかしかありません。だから、ジャンセアに関する情報なら、なんでも知りたいのです。例え、そ...
また、前章の続きです。出来の悪い人工種よりは原種の方がまだ、ましだ、と述べましたが、やはり、説明が必要のようです。実は、これ、底辺レベルの話であって、理想的なストレリチアを求める人に向けたことではありません。 原生の...
ストレリチア研究者とは、全く、ご苦労様なことまで首を突っ込みます。今、私が関心を持っているのはジャンセア ゴールド系に多い、の先端が赤くなることです。 生みの親、「パーヴィフォリア セットラーズパーク」のが赤く色づい...
ストレリチアの花の美しさは苞によって決まる、といっても過言ではないでしょう。花弁(正確には萼片)には殆ど差はありませんから、苞の違いだけが目立つのです。大きく分けると基本の型は多くありません。ただ、その広がりの変化が無...
花の中には長い歴史を誇るものも少なくありませんが、ストレリチアは大航海時代の後に文明世界に知られるようになったもので、わりと新しい方に属します。それだけに大きな出来事は大してありませんが、その歴史の流れを彩る波のいくつ...
TVの中南米諸国の紹介番組を見ていますと、ヨットハーバーに豪華なヨットがずらりと並んだ風景が、よく出てきます。よく見ると、それぞれの船尾に名前が書かれています。驚くのは、レックス(王)、または、レギーネ(女王)と名付け...
毎日、ストレリチアを眺めていると、いろいろなことが思い浮かんできます。これは、その一つです。古くからのオレンジ色系のストレリチアと比べると、黄色種の遺伝が入った系統とは肌合いが違ってきているように思えます。この差が分か...
ストレリチアの花の評価は1本の花を見るだけでも事足りますが、実は、他にも方法があります。それは5,6本、いや、もっと多くてもよいのですが、まとめて花瓶に活けてみることです。ちょっと贅沢ですが、やれないことでもないでしょう...
ずっと前、「黒いバラ、黒バラ」が現われて話題になったことがありました。花の世界では色彩の濃さを追い求める傾向が一部にあります。栽培量の多いバラでは特に望まれていたようです。暗黒に近い色に妖しい美しさを感じるからでしょう...
今まで私は、この問題にふれるのを避けてきました。それは微妙に難しく、私の手には負えないと思っていたからです。しかし、ここのところへ来て、考えを改めました。例え、難しくても、関わっている以上、避けて通るわけにはいかないと。...