お宝、再発見は、まだまだ続いています。今度はオレンジ プリンスドワーフの別品種です。未だ掘り上げたばかりですが、ストレリチア株の増えが悪いので、5株しか取れませんでした。花の美しさはわかっていたんです。でも、その頃は黄色種全盛の時代で、とても掘り上げる気にならず、放って置かれていたのです。それが時代が変って見直されたのです。
隣には最後の一株になるかもしれない優秀花が残っていますが、いつまでも残ることはないでしょう。このオレンジ プリンスの選抜秀品種を見る度に、植えたときの期待の大きさを思い出します。それでも、当時よりは今の方が価値は高くなっているのです。時代の変遷とは怖しいものです。それにしても、お宝も残り少なくなってきたようで取しくなってきました。元々、僅かしかなかったのですから。生き残りは大切に扱わなくてはと思っています。
