ストレリチア秘話No.891 ストレリチアらしい生き方とは その1
「秘話 NO 888」でストレリチアの生き方は「独立不羈」だと述べましたが、この章では、「いや、それは成株の時代のことであって、種子や苗の時は違う」のではないか、ということにふれてみましょう。 今、7月中旬で、6月初...
「秘話 NO 888」でストレリチアの生き方は「独立不羈」だと述べましたが、この章では、「いや、それは成株の時代のことであって、種子や苗の時は違う」のではないか、ということにふれてみましょう。 今、7月中旬で、6月初...
ストレリチアの一年はほぼ花に関係して生きています 夏はストレリチアも生長期ですから、つい目が生長部分に行きがちですが、実は脇の方では、開花株に花芽が動き始めているのです。まだ、蕾ではなく、小さな花芽ですから、細かく観...
ストレリチアの最新品種 ジャンセアゴールドが古い系統より育ちが速いことを述べてきましたが、これは栽培法に大きな影響を及ぼします。鉢植えより地植えの方が反応が強く出そうなので留意すべきことがらを挙げてみましょう。 葉や...
植物にも色々な生き方があります。ツル植物のように、からまる相手がいないと困るもの、稲や麦のように、お互いに寄りかかれる集団が向いているもの、そして、周囲に邪魔者を寄せるのを嫌う独立組まであります。南アフリカ イーストロ...
大抵の生物が生長の適温は 25°C前後で、ストレリチアも同じです。暦でいえば6月、梅雨に差し掛かった頃から始まります。ストレリチアも同じに始動するわけですが、始めの頃は気温が十分なのに思ったほどには生長出来ません。 環...
これは、あまりにも専門的な内容なので書くことを控えようと思ったのですが記録だけはしておこうと思い直しました。また、もし、ジャンセアゴールドが注目されるようになれば、その出生が追求される事も起きるでしょうから、との意味合...
今まで述べてきたのは集団全体の姿であって、もっと、詳しく立ち入ってみると、もう少し小さな集団もあり、最終的には独立した個体にいたるまでの個性的な変化まであります。 小集団の変異の傾向 小葉系が多く出現しますジャンセア...
すべてのストレリチアが、こうなったのではありません。新しく出現したジャンセアゴールドが変えたのです。この品種の詳しい経緯は、今までも取り上げていますので省略しますが、この品種が、どのような事情で、このような形質になった...
この章は著者、鈴木の「タワ言」と受け取って頂いて結構です。それほど、わたし自身も自信があるわけではないからです。時代の変わり目は、その渦中ではハッキリとは感じられません。何十年後に振り返って、ようやく分ることでしょうか...
珍しく初心者向けの話です。 「ストレリチアの葉が丸まってしまいました。どうしたらよいでしょうか?」との質問です。これは、よく起きる失敗例で、原因は水やりの不適切で根が死んでしまって水が吸えないために、身を守るのに葉を...