進化とは少々言い過ぎで、これから進む方向とでも表現した方が良いのではと思っています。進歩とは、ストレリチアは、ある方向を目指して進むのですが、それは当事者の意図通りに進むわけではありません。育種は遺伝子の組み合わせの結果です。見込みの遺伝を生むか、その結果に至っては出来上がるまでは誰にも分かりません。今ここで、将来の予想はしても、不正確極まりません。せいぜい出来るのは大体、こんなものが生まれるのではの程度です。それでも、ここまで言えるのは大変なことです。
育種家とは変わった感覚を持っているもので、新しい仕事は、今までの方法を踏襲したがりません。ですから、生まれるであろうストレリチアは、今までの延長になるとは考えない方が良いでしょう。つまり、予想もしなかったものが出てくるかもしれないのです。だからといって、これは簡単なことではないのですが、私が言いたいのは、このような覚悟ではないと、これからは驚くだけになってしまうでしょう。と言うことなのです。
この結果を生み出すのが、遺伝だからです。遺伝を扱う人にとっては難物なのです。思い通りになってくれたと思えば、予想も出来ない表れ方もします。それが結果を見るまでは分からないのです。私たちがストレリチアを相手にするのには、このような世界に生きる事かもしれないのです。
