ストレリチア秘話No.247 子孫まで受け継がれるストレリチア

 ペットに犬、猫の寿命は短く、たかだか十数年です。これに比べて愛玩植物は長生きするものが多くストレリチアも数百年を超えて生き続けます。このことは重大な意味を持っているかもしれません。それは持ち主が死んだ後も生き残ることか...

ストレリチア秘話No.246 害虫だってグルメなのです

 ストレリチア栽培で困るのは害虫の被害です。自生地を遠くはなれて国際化して生きるストレリチアは、自生地では出会うことはなかった様々な害虫に悩まされています。虫の方も故郷を離れて放ろうしていますから、手強い天敵もいなくて暴...

ストレリチア秘話No.245 ストレリチアの潜在需要(矮性種)

 私は10年以上も前からストレリチアの矮性種に関心を持ち、栽培を続けてきました。今までも、やや小柄なストレリチアへの希望は多くありましたが、本当に小さい「矮性種」を実際に手に入れた人はまだ、一人か、二人ぐらいでしかないの...

ストレリチア秘話No.244 ストレリチアが発するメッセージ

 私はホームページに「ストレリチア 優秀品種 一覧」を掲載中です。そこには、それぞれの品種の優れた特性が解説されています。それは、その品種が多くの数の中から選ばれたのは、どこが違っているのか、何が良いと認められたのか、の...

ストレリチア秘話No.241 ストレリチアの歴史と将来 

 明治の初年、我が国の近代化に大きな役割を果たした「岩倉使節団」の一行に参加した田中芳男男爵がイギリスのキューガーデンより持ち帰ったストレリチア レギーネが我が国のストレリチア栽培の始まりとされています。以来、第二次世界...

ストレリチア秘話No.240 ストレリチアの処遇 その在りたい姿

 人類と植物との関係は、長い歴史の中で様々な変遷を繰り返してきました。鑑賞用の植物に限っただけでも、江戸時代から現代に至るまで数多くの植物が登場し、脚光を浴びて大流行し、人々は争って手に入れようと奔走しました。しかし、流...