ストレリチア秘話No.703 ストレリチアの育ち方は普通ではありません

春の植え替え作業を、いよいよ開始しました。ところが、予想したより鉢数が断然、多いのです。ストレリチアは育ちが遅いのとガラス温室常識ですから、大した量ではないと思っていたのが間違いでした。意外と育っていたのです。春から夏、秋と大して大きくはならなかったのですが、冬の間に充実していたのに気がつかなかったのです。葉柄も株元も、ストレリチア太く、ガッチリした姿になっているのです。どうも、これがストレリチアの育ち方らしいようなのです。8月末から9月へかけて急激に育つのも特徴の一つです。

 ストレリチアはどうも、必ずしも遅いだけではないらしいようなのです。思えたのは春から秋までの成長期であって、その後冬の充実期の育ちを見過ごしていたらしいのです。おかげで植え替え作業は、2,3日では済まなくなってしまいました。

 ストレリチアは育ちが遅いどころか、こんなペースで育つとなると、栽培作業も忙しくなります。植え替えは、大きく育ったのを確認出来るのですから楽しい作業となってきました。