ストレリチア秘話No.694 植え替え時の主役は栽培者です
ストレリチア栽培も季節によって様々に変化しますが、春から初夏へかけての植え替えは楽しいものです。なぜなら、この作業の主役は栽培者自身だからなのです。花を眺める季節も楽しいですが、残念ながら主役は、ストレリチアであって、...
ストレリチア栽培も季節によって様々に変化しますが、春から初夏へかけての植え替えは楽しいものです。なぜなら、この作業の主役は栽培者自身だからなのです。花を眺める季節も楽しいですが、残念ながら主役は、ストレリチアであって、...
ストレリチア栽培では、地植えでは20年以上も植え替えしませんが、鉢植えの場合は2、3年後と頻繁です。普通は根が廻り過ぎ、株も殖えたから鉢を変えると思いますが、実は、もう一つ、鉢と草型のバランスが崩れたのを補正する意味も...
趣味であれ、営業であれ、じぶんが関わった対象の価値が将来も、どんな価値を持ち続きけていることを把握できているか、どうかは何事よりも優先する条件です。簡単に言えば、ストレリチアに関わったことが、将来、どんな結果を生むかの...
ストレリチアを鉢植えにするには、先ず、鉢の大きさを決めなければなりません。これが、また、簡単ではありません。 1,鉢の大きさ 慣れない初心者は大きめの鉢を選ぶ傾向がありますが、これはストレリチアが見る見るうちに育つだ...
秘話 No.684で植え替え時に鉢を抜くと根の育ちが確認出来て楽しい、と書きました。あれは、水のやり方が確かめられるからです。良ければ根は十分に回っています。でも、観察は、それだけにとどまりません。湿っているか、乾いて...
私の栽培場は以前はガラス温室でしたが現在では、すべて露地栽培で、違いは日射量だけでなく、水のやりかたにもあります。実は、これには大きな差があるのです。 温室栽培の時の水やりは、すべて人工濯水で、いくらストレリチアが乾...
我が育種場では各種の交配が進められていますので、その内、今までになかったストレリチアチアが出てくるかも知れませんが、残念なことには発現には限界があるということです。交配とは遺伝子の組み合わせですから、それは現在ある遺伝...
ストレリチアは栽培そのものは、やさしいのです。何しろ、丈夫な植物で適応の巾が広いのですから、少々、違ったことをしても、何とか間に合わせてくれます。後は、だんだんに慣れてゆけば良いのですから。 ところで、入手が、こんな...
ここでは、そんな難しい事は扱いません。ストレリチアを長く扱ってると起きる出来事です。選り抜きのストレリチアだけを揃えて持っていたいとは誰しも望むことですが、なかなか、そうもいかず、残りものが出てしまうことが多いのです。...
これは、なかなか厄介な問題です。どんな用土も、それぞれ長所、欠点を持っているからです。一番、多く使われる赤玉土も、中粒を使っても、やがては崩れて、ただの上に戻ってしまいます。腐楽土を混ぜて養分の追加や水はけを良くしても...