ストレリチア秘話No.813 ストレリチアの緑色は(灰色がかった緑色)です。
植物の緑色といっても様々な変化があります。温帯の我が国も木は濃い緑の葉が多いのですが、アフリカ大陸の乾燥地帯の植物は純粋の緑色ではなく、灰色がかった緑色が多いようです。地中海性の乾いた気候のせいでしょうか、強い日光の影...
植物の緑色といっても様々な変化があります。温帯の我が国も木は濃い緑の葉が多いのですが、アフリカ大陸の乾燥地帯の植物は純粋の緑色ではなく、灰色がかった緑色が多いようです。地中海性の乾いた気候のせいでしょうか、強い日光の影...
私たちは、自分がしているにも拘わらず、ストレリチアもしていることを忘れていることがあります。それは呼吸です。植物だって二酸化炭素を吸って酸素を吐き出していることは知識として誰でも知っています。でも、自分が無意識にやって...
ストレリチアも生物ですから冬でも夏でも一年中活動しています。生きています。だから相手をする私だって一年を通して歓心を失わないようにするのが当事者として当然なことなのですが、実は、社会の人々は、どうも、そのような反応では...
ストレリチア大型種の花の苞は太くて、丸く、豊かな感じなのに、無茎種の花は細く締まって先端は尖って直線的に構成されています。どちらが良いかは別として個性の違いを感じます。 大型種が産まれた頃は気候温暖で豊かで穏やかな生...
ストレリチア大型種は、わが日本では利用価値は低いといえます。それは大きくなりすぎて室内には収容できず、野外に植えなければならないのに、無茎種のレギーネやジャンセアより寒さに弱いので使えないのです。レギーネと同居すること...
ストレリチアであっても大型種は私たちには手がけることは殆どありませんから知らなくてもいいようなものですが、念のため記録しておこうと思います。3種に分れていますが、それぞれがよく似ていて、ボンヤリ見ていると区別つかないほ...
これは「秘話 800号」を越えた記念です。それくらいの高いレベルの読者でないと通じないことかも知れません。これは、余程、数多くのストレリチアの花を見てきた経験がないと書けないからです。じつは805号の「草型」は、これに...
自分の愛倍している植物と心を通わせることができれば趣味の極致といえるでしょう。 それには、その植物が選ばれた価値を持っているのが理想です。 ストレリチア自生地の原種は漫然と生まれ育ってきたわけではありません。厳しい...
私のところではストレリチアの草型(草姿ともいいます)は厳重に選定していますから、普段は気に止めることはないのですが、外では感心しない姿に出会うことが多いのです。 これは人々がストレリチアとは、皆、同じだろうと思って区別...
ストレリチアを1鉢か2鉢を持っているだけの人にとっては縁の無い話ですが、これから栽培が盛んになってくれば、必ず起きる課題です。 私の栽培場では数百鉢もあるわけですから、配慮もなく、適当に並べるわけにはいきません。それ...