ストレリチア秘話No.706 ストレリチア愛好家として生き残れるのは優れたストレリチアに出会えた人だけです。
これは極端な表現ですから納得できない人も居るかも知れません。 普通の植物は花が咲くのは当たり前のことなのに、ストレリチアは、そうではないようなのです。すべて遺伝で決まっているようですから、運悪く、そのような個体を手に入...
これは極端な表現ですから納得できない人も居るかも知れません。 普通の植物は花が咲くのは当たり前のことなのに、ストレリチアは、そうではないようなのです。すべて遺伝で決まっているようですから、運悪く、そのような個体を手に入...
前章 No.672号にでパービフォリアゴールドの作出について述べましたが、育種家とは、そのような、大きな期待の交配ばかりをしてるだけではありません。あらゆる見込みに手を出しているのです。ただし、こちらは特殊な期待の方が...
但し、間違えないで下さい。種子が採れるだけで、実際の開花が見られるのは早くて数年先のことです。何故、こんなことが起きるかと言えば、それが生物の成せる技であって、工業製品と違う所なのです。この新品種とは秘密を明かせばパー...
前章で近年のストレリチア栽培が技術から遺伝解釈に変ってきていると述べました。これは高度に難しいレベルなので、これからも、詳しく研究しなければならない問題でしょう。 それより、何より、どこまで理解できるかの方が困ったこ...
これも大変、大きな、と言うか、考え方を変えなければならない問題です。昔はすべて技術的に解決しようとしてきました。この場合は、最終的には技術を身につけなければ終わりとなりませんでした。こんなことはもういいです。今は、もう...
あなたはストレリチアについて、どこまで知りたいと思っていますか。少なくとも現状を把握できていないのでは無理なことでしょう。 それには、今、存在しているストレリチアがどの程度なのかを知る必要があります。それには情報を知...
前章 No651でこれから次々にストレリチアの常識がが変わっていくでしょう、それに合わせていきていかなければならないでしょうと述べました。大変な時代が来るような表現ですが、実は、私自身は、余り、困っていません。なぜなら...
ストレリチアの語り人ととして、どうしても伝えなければならない事態が起きています。 それは、ここのところ書いている「秘話」には、今まで変わることはないと思われていた常識が次々に変更を迫られていることです。これは大変なこ...
昔、オレンジ色しかなかった時代のストレリチアは、中々、人の望み通りには動いてはくれず困ったものでした。それなのに近頃は改良が進み、ずいぶん働いてくれるようになって来ました。これは育種を仕事としている私から見ても驚く程で...
ゴールドクレストの出現から始まりジャンセアゴールドに至るまで黄色種の遺伝の加入によってストレリチアの変異は今までになく進んで来たように感じています。未だ現在では研究開発が中心で、実際に手にしているのは、まだ数名ですが、徐...