ストレリチア秘話No.685 ストレリチアの鉢植え用土は何が良いでしょう
これは、なかなか厄介な問題です。どんな用土も、それぞれ長所、欠点を持っているからです。一番、多く使われる赤玉土も、中粒を使っても、やがては崩れて、ただの上に戻ってしまいます。腐楽土を混ぜて養分の追加や水はけを良くしても...
これは、なかなか厄介な問題です。どんな用土も、それぞれ長所、欠点を持っているからです。一番、多く使われる赤玉土も、中粒を使っても、やがては崩れて、ただの上に戻ってしまいます。腐楽土を混ぜて養分の追加や水はけを良くしても...
植物の世話をするのは何の作業でも楽しいものですが、スチレリチアの場合は植え替え時は特別です。小苗を次の鉢に緩めるのは生長が確認出来る喜びがあり、中苗、大面は育ったことが確かめられ、開花の期待もあります。一番有り難いのは...
前章の続きです。ことは簡単ではありませんが、やれないことではないでしょう。一番の原因は肥料にあります。今までのストレリチア栽培では、肥料についての考えが、ただ、やれば良い、で単純過ぎたように思います。 第一には、施肥は...
No.452から No.455へかけてストレリチアの特徴は、その環境適応度の高さにあると述べましたが、ここで、もう少し深入りしてみたくなりました。適応とは結果の状態を表わしているのであって、それを支えているのは柔軟さに...
植物栽培の指導書は数多く出回っています。そこで必ず、といってよいほど鉢植えのやり方が述べられています。曰く、 「水はけがよくないと根ぐされを起こしますから、鉢の底に水が溜まらないように鉢ガラや小石、大粒の土などを敷いて...
私の所では鉢植えには、レギーネは赤玉土に腐葉土、パーヴィフォリアやジャンセアには軽石を使っています。両者共に長所、短所があるので使い分けているのです。赤玉土は生育上は文句ないのですが、例え、中粒を使っても、やがて崩れて...
ストレリチアの自生地、南アフリカを訪れるようになった初めの頃の私は、ストレリチアは荒れ果てた原始からの土地に生きている、と思っていました。事実、そう見えていたのですから仕方ありません。ところが何回も通っているうち、植物...
前の章、 の No. 218 で、 私は、ストレリチアには土壌の好みはなく、どんな土壌にも適応する、と述べましたが、 少々、 早とちりでした。 正確に言えば、 どうにもならない悪い土もあったのを思い出したのです。 これ...
ストレリチア自生地の土は、 岩石の崩れた小石まじりで水はけのよい土で、酸度は中性が多いようで、取り立てて変わった特別な土壌ではありません。 このことから言えるのは、ストレリチアには土壌の好みはなく、どんな土でも適応する...
ストレリチアの地植えでは。その土地特有の土質に植えられます。粘土質の土地では、根は、そう深くは伸びません。土も硬く、湿り気も多いからです。根は横に張ります。砂質壌土や砂地では、根は地中深く伸びていきます。海浜植物と同じ...