ストレリチア秘話No.749 新しく配合した軽石植え用の配合肥料

 新しいと書きましたが材料は全然、新しくありません。今まで使い慣れたものばかりです。軽石植えは水はけの良さを始め、長所が多いのですが欠点も併せもっていました。

 水はけがよい為に、水や肥料分を保てないことす。それに加えて、土がないために鉄分やアルミニュウムなどの微量成分に欠けていることでした。これには有機質肥料だけでは不足なので、油カス、骨粉だけで無く、赤玉土の中粒と腐葉土を加えたのです。それでも全体の1~2割程度です。何しろ、大量に必要とする成分ではありません。ストレリチアには、お印程度で十分でしょう。私の圃場では軽石は、ジャンセア、パービフォリアにしか使っていません。レギーネには、未だ効果が不明だからです。

 全体のかさが殖えたせいもあって油カスの量は減りましたが、私は、これで良いと思っています。それは、今まで多過ぎたのではないかの反省もあるのです。ストレリチアは植物体が大きいので肥料を多く必要に思われがちですが、実は、それは前年までの結果であって、一年に育つのは大した量ではありません。そこで減らしてみたのです。勿論、一年に一回です。

 昨年からですから、まだ結果は分りません。微量要素のことですから、なかなか判明の調査は難しいでしょう。