ストレリチア秘話No.684 ストレリチアの植え替えは楽しい

 植物の世話をするのは何の作業でも楽しいものですが、スチレリチアの場合は植え替え時は特別です。小苗を次の鉢に緩めるのは生長が確認出来る喜びがあり、中苗、大面は育ったことが確かめられ、開花の期待もあります。一番有り難いのは、普段は見られない根の育ちが確認出来ることです。十分に育った根を確かめて、大きな鉢に変えるのは楽しい作業です。

 こんな楽しい仕事は他人には任されません。自分がやるのが楽しいのです。大きく育った株を次の鉢へ植え替えるのは、今までの面倒が確かであった事の証明ですから、こんな嬉しいことはありません。

 植え替え時には、植え込み材料の選定が問題になります。普通は赤玉土で、時には軽石が使われますが、私としては試してみたいのはバーク(木の皮を砕いたもの)を使ってみたいのですが、まだ、やったことがありません。水はけ、通気、養分だけで無く、鉢を室内に取り込んだときの清潔さに期待してのことですが、まだ、価格の点で気にしているのです。或いは他の材料と混ぜる方法もよいではないかと思っています。