ストレリチア秘話No.813 ストレリチアの緑色は(灰色がかった緑色)です。
植物の緑色といっても様々な変化があります。温帯の我が国も木は濃い緑の葉が多いのですが、アフリカ大陸の乾燥地帯の植物は純粋の緑色ではなく、灰色がかった緑色が多いようです。地中海性の乾いた気候のせいでしょうか、強い日光の影...
植物の緑色といっても様々な変化があります。温帯の我が国も木は濃い緑の葉が多いのですが、アフリカ大陸の乾燥地帯の植物は純粋の緑色ではなく、灰色がかった緑色が多いようです。地中海性の乾いた気候のせいでしょうか、強い日光の影...
ストレリチア大型種は、わが日本では利用価値は低いといえます。それは大きくなりすぎて室内には収容できず、野外に植えなければならないのに、無茎種のレギーネやジャンセアより寒さに弱いので使えないのです。レギーネと同居すること...
ストレリチアであっても大型種は私たちには手がけることは殆どありませんから知らなくてもいいようなものですが、念のため記録しておこうと思います。3種に分れていますが、それぞれがよく似ていて、ボンヤリ見ていると区別つかないほ...
これは「秘話 800号」を越えた記念です。それくらいの高いレベルの読者でないと通じないことかも知れません。これは、余程、数多くのストレリチアの花を見てきた経験がないと書けないからです。じつは805号の「草型」は、これに...
一般の人はストレリチアを一鉢しか手に入れませんから、その株ですべてを判断するしかありません。ところが私のような育種家は集団として扱いますから見方が少々、違います。 個体としてだけでなく、その系統によって集団としても差...
その時々を背負って活躍するストレリチアもスターが代っても不思議はありません。 当る、当らないは兎も角、今後を予想してみましょう。 今まで長い間、ストレリチアを代表してきたのはレギーネでした。今後も評価が下がることは...
現状では元々の原種よりは人工交配種のほうが断然多くなっています。南アフリカで栽培されているストレリチアの大部分は、まだ原種を株分けしたものが多いのですが、海外では殆どが種子で殖された人工交配種で数で言えば相当な割合にな...
草花のような一年草にとっては、花が出る、出ないは貯めた養分の問題であり、栽培の精果でもあります。兎に角、短い一生を終えるのに次の世代を残さねばならないのです。 ところがストレリチアのような多年草では事情が違ってきます...
ここの所へ来て改めてジャンセアが大きく、ガッチリと育ってきたのに驚いています。 ジャンセアと付き合い始めてから30年以上にもなるのに、まだ、何もわかっていなかったのです。情けないこと、この上もありませんが、考えてみると...
今年は珍しく★★★★★星の優秀品種が3鉢も誕生してきました。すべてがジャンセアゴールドで、色彩に優れ、二鉢はストレリチアには数少ない紫がかった紅色のスカーレットと呼ぶべき色合いで、残りの一鉢は濃紅色クリムゾン色です。 ...