ストレリチア秘話No.436 ストレリチア開花の境目
夏の暑さが過ぎて涼しくなった秋はストレリチアの開花は順調に進行していました。ところが11月下旬辺りからバッタリと停まってしまいます。待てど暮らせど、なかなか咲いてくれないのです。実は、少しは進行しているのですが、その落...
夏の暑さが過ぎて涼しくなった秋はストレリチアの開花は順調に進行していました。ところが11月下旬辺りからバッタリと停まってしまいます。待てど暮らせど、なかなか咲いてくれないのです。実は、少しは進行しているのですが、その落...
ここでいう自然栽培とは、簡単なことです。ハウスなど環境を人工でコントロールするのではなくて、施設に頼らないで自然に任せることを指しています。それでも、霜除けを始め簡単な装置ぐらいは必要とします。 暖かい成長期は、この...
ストレリチアは自生地を離れて世界各地に広まってきています。自生地そっくりの気象条件の所は殆どありませんから、それぞれの地域が、それなりの補いをつけなければなりません。水の不足に悩まされる土地が多いのですが、我が国では、そ...
私は、よく「ストレリチアは環境の変化に鈍感」といってきましたが、ここで改めて表現し直そうと思います。ストレリチアは確かに環境に敏感には反応しないのは確かなのですが、部分的には反応もするのです。ただし、その反応は「持って...
ストレリチアの一年は大きく二つに分かれます。一は夏を中心とする成長期で、二は冬の休止期です。ストレリチアは休眠しませんので、完全に活動を停止することはなく、僅かな活動で春を待ちます。亜熱帯では生長期間が長くなりますから...
ストレリチアは丈夫な植物ですから、被害を受けることは多くはありませんが、それでも生物である以上、少しばかりの障害は避けられません。体が丈夫に出来ていますから物理的な被害は少ないのですが、病原菌や害虫の害はないこともあり...
生きるか、死ぬかの狭間これは相当にハイレベルな事柄ですから、上級者向け、といってよいでしょう。 ストレリチアの栽培では、一番、気を使うのが寒さ対策です。ストレリチアを0°C以下の低温にさらしてしまっては元も子もなくな...
ストレリチアの花芽は早いのは6月から顔を見せ始めますが、主力は8月から9月にかけてで、彼岸すぎから 10月初め頃で、ほぼ終了します。わりと短い期間に集中するのですが、これが開花に至るころには、半年近くにも分散してゆきま...
ストレリチアの花は季節によって品質の差が出ます。晩夏から中秋までに咲く花は、力不足で充実さに欠けます。これは気温が高いために活動の進行が早すぎて、養分の補給が十分に行き届かないからです。寒い季節の花は、このバランスがと...