ストレリチア秘話No.666 幅広い可能性の発見こそ ストレリチアを育てる楽しみ
以前、植物には自分が生まれ育った地域の環境に固執して、そっくりでなければ育たないのもあれば、少々の違いなどは平気で乗り越えて生きるのもあることを述べました。ストレリチアは、その数少ない適応派で、世界各地に広まっています...
以前、植物には自分が生まれ育った地域の環境に固執して、そっくりでなければ育たないのもあれば、少々の違いなどは平気で乗り越えて生きるのもあることを述べました。ストレリチアは、その数少ない適応派で、世界各地に広まっています...
ストレリチア鑑賞の中心は開花時期にあります。つまり、花こそが最大の目的なのです。 幸いにもストレリチアの開花期は長く、切り花にしても、冬なら1ヶ月も保ち、切らずに咲かせれば、寒い季節なら2~3ヶ月も続きます、この長さが...
この「ストレリチア秘話」も、とうとう 600号を迎えました。最初、書き出した頃は、せいぜい100、多くても200号止まりでタネが尽きるだろうと思っていたのですが、こんなに長く続くとは。中には重複した部分も数多くありまし...
続けて何株も地植え株を掘り上げて鉢植えにする作業をしてきました。これは力仕事で大変な労働です。でも、おかげで、いろいろと考えさせられました。今まで平らな土地に植えてきましたが、ストレリチアは一段高い位置に植えた方が良い...
ストレリチアは一年を通じて生長を続けます。それでも、季節によって違いがあります。 成熟した株はゆっくりしていますが、若い株は駆け足で育ちますから、観察が楽です。 ・「春から初夏」 生長のスタートが始まるのですが、普...
植物栽培で一番、問題となるのが水やりでしょう。なにしろ、「水やり3年」とのことわざまであって、一通りの技術を身につけるには3年も掛かる、と言う意味です。ところが実際には、3年ぐらいは、まだ、駆け出しで、10年や20年も...
ストレリチア栽培で最も仕事が集中する季節は3月下旬の彼岸から、5月上旬へかけての1ヶ月半あまりです。ストレリチアが傷つきやすく危険を伴う植え替え、株分けの外科手術には、一番、安全であり、その後に成長期が待っていて回復が期...
以前にストレリチアは捨てられ、放置されても生き残る、と述べたことがありました。私たちから見ると、とても生きてはゆけないだろうと思う場面であっても、なんとか切り抜けることが出来るのは、ストレリチアにとっては、昔から、何回...
テレビで、大雪の被害の状況が報道されています。室内では、いくらストーブが働いていても温度が上がらず、寒さにふるえています。こんな寒さではストレリチアが凍ってしまうのではと、心配になるのですが、実は、ストレリチアは、この...
我が国、日本の一年は四季に分れますが、ストレリチアにとって一年は、自生地や他の国での亜熱帯や各地のハウス栽培では二季であり、暖地の自然栽培では三季となります。 二季の栽培では、晩春、夏、初秋は生長期であって、花はわずか...