ストレリチア秘話No.251 ストレリチアと付き合う 思い込みは外れる
前の章にて変わった花の伸び方のストレリチアについて述べましたが、今度は反対の株のことです。おなじジャンセア ゴールドでも、こちらは「カノープス」です。私のところでは「お宝」ですから、毎日のように目をかけています。初花は...
前の章にて変わった花の伸び方のストレリチアについて述べましたが、今度は反対の株のことです。おなじジャンセア ゴールドでも、こちらは「カノープス」です。私のところでは「お宝」ですから、毎日のように目をかけています。初花は...
今まで、それが当たり前、とされてきたことが、実は、そうでなかった、と変更しなければならないことが起きるのが、この世の中のようです。 ストレリチアの花芽は夏から顔を出し始め、8月末から9月が最も多く、以降、涼しくなるに...
私はホームページに「ストレリチア 優秀品種 一覧」を掲載中です。そこには、それぞれの品種の優れた特性が解説されています。それは、その品種が多くの数の中から選ばれたのは、どこが違っているのか、何が良いと認められたのか、の...
毎年、新しいストレリチアが次々と誕生している。しかし、その大本を調べると、川でいえば源流を確かめてみると、すべてと言って良いほど、先祖は次、の4種に辿り着きます・ 1,レギーネ ゴールドA (原種...
ストレリチアの花は、みな同じように見えます。ところが、種(しゅ)が違えば、僅かながらの差があるのです。一本だけ取り出されたのではピンときませんが、何本か、まとまった姿となると、その個性がはっきりと現れます。 ジャンセ...
ジャンセアの特徴については今までにも述べてきましたが、ここで、 もう少し補足してみましょう。まず、花です。 ボンヤリ眺めればレギーネと変わりませんが、 厳密に見てみると、少し違いが分かります。 オレンジ色が濃いのです。...
私のストレリチアの品種改良はレギーネから始まって、ジャンセア、パーヴィフォリアと進んできました。その結果、ストレリチアとは、こういうもの、との固定観念が出来てしまっていたのではないかと反省しています。 実は、今、これ...
意外なことにジャンセアは建築関係の人々に好まれます。園芸関係ばかりではなかったのです。それは、ジャンセアの、あの直立した、スッキリした姿が現代建築にピッタリと映えることに気づいたからに違いありません。それが、困ったこと...
現代の建築は、ますます、植物との同居が求められてきています。庭園では草花や植木、室内では観葉植物と、その利用が盛んになってきています。ストレリチアも仲間入りはしてはいるのですが、いまひとつ、まだ、使い方が定まっていませ...
ストレリチアの花立ちには、この私だって苦労します。それはジャンセアです。 何しろ、澱粉工場である葉がなくて、光合成は葉柄だけでするのですから、花の養分の生産量は少ないのです。私の所では、選び抜かれたジャンセアが並んで...