ストレリチア秘話No.1137 ストレリチアを数学で解釈する
私は数学が苦手です。でも、栽培上は兎も角、育種家としては「確率」は避けて通ることが出来ない重大問題なのです。交配では、遺伝子同士の組み合わせによって、最終の結果が確率の差となって大きな違いが出てきてしまうからです。 そ...
私は数学が苦手です。でも、栽培上は兎も角、育種家としては「確率」は避けて通ることが出来ない重大問題なのです。交配では、遺伝子同士の組み合わせによって、最終の結果が確率の差となって大きな違いが出てきてしまうからです。 そ...
長い間、ストレリチアの栽培を続けていると年によって花の本数に差があることに気づかされます。それには栽培上ではなく、準備期間と成熟期間の違いにもよることがあるにも気がつきました。 この差はレギーネよりジャンセアの方が大...
人々の生活が、ますます自然から離れてきています。それでも私たちは生物の一員ですから、完全に同化することはできません。そこで周囲の環境へ植物を置きたがるのですが人工環境であるだけに、いろいろと問題が起きます。室内に置かれ...
この章の目的は解説ではなく、将来のための記録です。これば秘話”の使命の一つでもありますから。 現在、最も進んだ交配はジャンセア ゴールドですが、その誕生の経過です。元になったのは「パービフォリアセットラーズパーク」です...
私がジャンセアを好きな理由はいくつもありますが、意外なことに風に対して強いということです。ハウス栽培では関係ないことでしょうが、ジャンセアは姿、形からして露地、外気向きなのです。こうなると強風にさらされることは避けられ...
これは当然のことです。「宝クジ」を考えてみて下さい。ストレリチアは違うなんてことはありません。栽培相談に出てくる株は、殆どが気楽に入手したものばかりです。名品は問題を起こしませんし、扱う人も、それなりだからでしょう。 ...
昔はストレリチアといえばレギーネで、見た目の中心は葉でした。その形、大きさ、中心の筋を彩る赤い色が目立っていたものです。(葉が若い間だけ、首に赤い優秀品種に多く現われる)それに引き換えジャンセアは、その目立つ葉がありま...
人も植物と同じくらい不思議な行動をするようです、新品種のジャンセアゴールドを披露してから3年目になりました、新品種と呼べるのは、せいぜい1、2年だと思っていましたが、この分では、まだ、しばらく先になりそうです。なぜなら、...
これは読者に対しての警告といえるかもしれません。ストレリチアの世界は実態を知ることは難しいので誤解が生じやすいのです。私は、ご苦労様にも、自分の仕事の最先端を「秘話」に書き留めようとしています。 それは、自分自身が高齢化...
育種家は数多くの苗を育てます。交配は目的を持ってするわけですが、結果はすべてが思い通りに現われるわけではありません。遺伝は、そう簡単ではないのです。中には本人が思いもかけなかった形質が出て来るのも珍しくありません。だか...