ストレリチア秘話No.589 これでも同じストレリチア?レギーネとジャンセア
私はレギーネを相手にする時と、ジャンセアに対する時とでは気分が違います。簡単に言えば、レギーネは普通の植物と同じ感覚なのです。強い風からは守らなければなりませんし、葉や茎につく害虫の防除もしなければなりません。寒さ対策...
私はレギーネを相手にする時と、ジャンセアに対する時とでは気分が違います。簡単に言えば、レギーネは普通の植物と同じ感覚なのです。強い風からは守らなければなりませんし、葉や茎につく害虫の防除もしなければなりません。寒さ対策...
私が毎日、会いに行くストレリチアの中に二株のジャンセアがあり、その評価が日によって変わるので困っていました。それは、ジャンセア ユイテンハーグの交配から生まれた株です。ところが、この親は遺伝の力が弱いらしく、自分に似た...
「ゴールド、クレスト」誕生後、今度はジャンセアのオレンジ花の改良が始まり、その後、「セットラーズ パーク」が入ってきて、ようやく、ジャンセアの黄種への道が開けてきました。二代目で黄色が固定され、3代目の孫の代になって、...
ダリアのフラワーアレンジメントを見ました。生け込み全面、どこも隙間無く花で埋められています。花一輪、とってみても、八重咲きの花弁で隙間がありません。 これに対して、グロリアサのいけ込みは対照的です。曲がりくねった、細...
No. 537にてストレリチアは黄色種の出現によって新しい分野が開かれたと述べましたが、今回は、その系統を詳しく見てみましょう。 黄色種の流れには二通りあります。その一つはレギーネ系で、マンデラスゴールドや、ゴールド ...
4, ジャンセア、パーヴィフォリアが現われる ストレリチアの主な流れとは別に、脇の方でも変化が起きていました。レギーネもパーヴィフォリアも、その存在は早くから知ってはいたのですが、私がレギーネの改良に集中していたため、...
ストレリチアの無茎種には、レギーネもパーヴィフォリアもありますが、究極に辿りつくのは、はジャンセアである、と思っています。それは、今までの植物とは違った、独得の形質を持っているからです。それだけに、まだ、人気は今イチです...
前章の続きです。ことは簡単ではありませんが、やれないことではないでしょう。一番の原因は肥料にあります。今までのストレリチア栽培では、肥料についての考えが、ただ、やれば良い、で単純過ぎたように思います。 第一には、施肥は...
ストレリチアの栽培と一口でいうものの、その表れ方は様々です。玄関やベランダに並べる鉢物として。あるいは、狭い室内でも十分に置ける矮性種のコレクション。庭園の植栽のメンバーとして、などなど、人、それぞれです。また、扱い方...
前章では、違いを移住の歴史から見ましたが、実は、詳しく見ると、この両者、遺伝に少し違いがあるのです。最初に住み着いたのがユイテンハーグで、次に一部分がブラックヒルに移住したのであろう、というのが私の見解ですが、そのまま...