ストレリチアは品種によって開花時期が、ほぼ、決まっているのが多いのですが、近頃、遅咲きが多くなってきました。特にジャンセアゴールドの傾向が強く、ストレリチアの花の鑑賞期間が伸びたことが喜ばれています。
いつ頃からの開花を遅咲きとするかの決定は簡単ではありません。自然栽培では尚更で、全体が遅くなっているからです。それでも4月以降の開花を遅咲きとするのが適当では無いかと考えています。
5月から6月に咲く最後の花は、超遅咲きと呼ぶべきでしょうか。この最期の花は、さすがに疲れていて貧弱ですが、数も非情に少なくなります。未だ、僅かしかありませんし、又、知られていないので、持っている人は限られています。一般に知られるようになるのは、まだ先のことになるでしょう。ジャンセアゴールドの存在、そのものが知られていないのですから。
開花状況は、一般の冬咲きが遅れた場合は花が細く、貧弱となり易いのですが、本来の遅咲きは、確りした花が多いようです。
