ストレリチア秘話No.888 独立 不羈(ふき、東縛を受けない)がストレリチアの生き方
植物にも色々な生き方があります。ツル植物のように、からまる相手がいないと困るもの、稲や麦のように、お互いに寄りかかれる集団が向いているもの、そして、周囲に邪魔者を寄せるのを嫌う独立組まであります。南アフリカ イーストロ...
植物にも色々な生き方があります。ツル植物のように、からまる相手がいないと困るもの、稲や麦のように、お互いに寄りかかれる集団が向いているもの、そして、周囲に邪魔者を寄せるのを嫌う独立組まであります。南アフリカ イーストロ...
大抵の生物が生長の適温は 25°C前後で、ストレリチアも同じです。暦でいえば6月、梅雨に差し掛かった頃から始まります。ストレリチアも同じに始動するわけですが、始めの頃は気温が十分なのに思ったほどには生長出来ません。 環...
この章は著者、鈴木の「タワ言」と受け取って頂いて結構です。それほど、わたし自身も自信があるわけではないからです。時代の変わり目は、その渦中ではハッキリとは感じられません。何十年後に振り返って、ようやく分ることでしょうか...
珍しく初心者向けの話です。 「ストレリチアの葉が丸まってしまいました。どうしたらよいでしょうか?」との質問です。これは、よく起きる失敗例で、原因は水やりの不適切で根が死んでしまって水が吸えないために、身を守るのに葉を...
「秘話 No.879」にて、「情報は生のままでは役に立ちません」と書きました。情報は、そのままでは単なる情報に過ぎません。それを実際に経験し、確認し、時には修正して、初めて学習が完了するのです。 ところがストレリチア...
真夏の水やりの大切な季節です。私は外の置き場の一角に出したジャンセアに毎日のように常識を越えた量の水やりのテストを繰り返しています。私の栽培技術で、一番、身についていないのが水やりだと思っているからです。 この「秘話...
夏は毎日、30°Cを越える暑さが続きます。気象庁は毎日のように警報を出して、熱中症の危険を知らせます。その影響でしょうか、 「ストレリチアは、この暑さで大丈夫でしょうか」 との質問が寄せられます。実はストレリチアは平気...
ストレリチア新品種の作出は遺伝子の組み合わせの最良を選ぼうとするのですからクジ引きに似ています。となると、基になる数が多いほど確率が高くなるのです。私の所では少ない年で数十、多いときで数百程度しかできていませんが。望みは...
今までには存在しなかったストレチアを創り出す、これはストレリチア栽培としては最高の境地でしょう。私の育種家としての仕事なのですが、一般の人が、やれないことではありません。その内容の難しさを知って行えば良いのです。 今...
2024年6月下旬、雨が続いたためにストレリチアの新芽が柔らかく、色も極く薄いで伸びすぎています。中には自分の重みに耐えられず、曲ってしまうのも出てくるほどです。 こんな現象は、ここ2、3年来のことで、今まで、こんな...