ストレリチア秘話No.740 ストレリチアの新しい置き場を開拓する

 ストレリチアも栽培量が多くなってくると、新しい置き場が必要になってきます。これが大きな問題なのです。空いた土地があれば、どこでもよいわけではありません。一番の悩みは寒さ対策ですから。種によって違ってきます。

 我が家では西側の人目に付きにくい軒下に昨年からジャンセアを置いてみました。これが成功だったのです。ジャンセアは寒さに耐えますから。軒下は十分でした。軒下とはいえ、ブロック塀に沿っていますから、寒さよけにも有効だったのでしょう。然し、水やりには少々、不便でしたが、それも雨に任せることにして、思い出した時ぐらいやっただけでしたのに、一年後に調べてみると、何の問題も無く育ってくれていました。これに気を良くして、今年は拡張することにしたのです。

 日当たりの良い空き地は適地に見えますが、実は寒さ対策が必要ですから簡単ではないのです。軒下、植木の陰、その他、僅かでも霜が除けられる場所があればかえって好都合です。

 ストレリチアも、レギーネとジャンセアでは扱いが変ってきます。日照時間に不足があるようでしたら冬だけとし、問題なければ年間使えます。