ストレリチア秘話No.739 ストレリチアの水やりの急所
面白い事にストレリチアの水のやり方を教えられるのは、水をやっているときではありません。植え替えで鉢を抜き、根を裸にした時です。根が育っているのは鉢底の部分であって、上部5~10cmは、殆ど根が張っていません。 という...
面白い事にストレリチアの水のやり方を教えられるのは、水をやっているときではありません。植え替えで鉢を抜き、根を裸にした時です。根が育っているのは鉢底の部分であって、上部5~10cmは、殆ど根が張っていません。 という...
今年は珍しく★★★★★星の優秀品種が3鉢も誕生してきました。すべてがジャンセアゴールドで、色彩に優れ、二鉢はストレリチアには数少ない紫がかった紅色のスカーレットと呼ぶべき色合いで、残りの一鉢は濃紅色クリムゾン色です。 ...
現代独特のキャラクターが求められている大勢のお客さんを相手にしていて、時の流れを感じています。昔のままを受け継いで居る人は相変わらずいますが、近頃の高度なレベルを望む人々の要求に応えるのは容易なものではありません。 ...
「このストレリチア、もっと安くなりませんか?」 「お客さん、そんなことをいうとストレリチアが腹を立てますよ。「私をそんなに粗末に扱うのと。お宝は、お宝らしく扱って上げて下さい」 これは、或る日、私とお客さんとのやり...
ストレリチア栽培で一番の問題点は生長に時間が掛かることでした。今まで、どうしょうもないとあきらめていた、この大問題に挑戦することにしました。ストレリチアは生長に時間が掛かるのは当然との常識に育種家として「遺伝」で立ち向...
2024年の冬、春はストレリチアの花盛りでした。昨年とは大違いです。ストレリチアが変わったわけではありません。花が凍らないよう霜除けを多く設営しただけです。気候のせいにするわけにはゆかないでしょう。私が何をしたかの違い...
初夏は雑草が一斉に繁茂してきて困ります。ストレリチアの自生地は乾燥地帯ですから、草は、余り生えていません。ほどほど程度です。ところが私たちの東アジア モンスーン地帯では雑草の繁茂は避けられません。ストレリチアの好む乾燥...
前章の変形版です。人生は出会いで決まります。ストレリチアとて変わりはありません。 二つとない素晴らしい品種と巡り会えたことで、深入りすることになる人もいれば、取り柄のない品種を手に入れたために愛想をつかして離れてしま...
現在、私の栽培場でジャンセアゴールドの初花で、小葉種ながら花首が紅色で、★★★★★星をつけた優秀花が咲いています。私は毎日、この素晴らしい名花と出合うのを楽しみにしています。 ところが、残念ながら眺めているのは私一人...
最近はストレリチアの地植え、庭園植えが多くなってきました。これはストレリチアの利用価値が高まることですから歓迎すべき現象です。 それにしても理解できない事柄に首を捻っていましたが、ここの所へ来て、納得出来る説明が出てき...