ストレリチア秘話No.607 ストレリチアの語り人に活躍してもらいたいのです。

 私は長い間、インターネットには関わらないようにしてきました。年齢からいって、もう出番では無いと思っていたのです。そこで、いったい、どのように進行しているのか眺めている内に、こんな情況では困ると思うようになり、3年前から孫の手を借りて、改めて加わるようになったのです。

 ストレリチアは正確な教科書があるほどキチンと研究されてきた植物ではありませんから、表現に不正確さがあっても仕方ありませんが、それにしても遅れているのです。植物学上の分類でも。未だに 100年も前のエングラーの分類が使われていてオーガスタという古い名称が使われたり、ストレリチアはバショウ科である、との表現がなされたりしています。実は今はもう、そんな時代ではないのです。ストレリチアはストレリチア科であり、オーガスタなどの名称は消えてしまっているのです。以上は一部分の例にしかありませんが、まだまだ、改めなければならないことは数多くあるのです。ここは、やはり、ストレリチアの語り人に頑張ってもらわなければなりません。

 こんなに遅れた古い知識が未だ残っているなんて、他の花では考えられないことではないでしょうか?