ストレリチア秘話No.457 植物の頭脳は根そのものではなく、先端だった?
前章の続きです。ストレリチア研究者とは、全く、変わり者だと、つくづく思います。 「そんなことは当たり前だ」 ということを、「なぜ、それが起きるのか」などと考えてしまうからです。 ストレリチアは、気温が10°Cを下っ...
前章の続きです。ストレリチア研究者とは、全く、変わり者だと、つくづく思います。 「そんなことは当たり前だ」 ということを、「なぜ、それが起きるのか」などと考えてしまうからです。 ストレリチアは、気温が10°Cを下っ...
先日、欲しいと望まれて、ジャンセア オレンジ*****星が選ばれました。まだ、蕾の段階ながら、苞の先端が赤く染まっている美しさに魅かれてしまったのでしょう。ところが、困ったことに、立派な、重い鉢に植えられているので、その...
今まで私は、これでもか、これでもかとストレリチアの美点、特徴を挙げてきましたが、それでは不十分なことに気づきました。今まで注目していたのは、単純な一つづつの条件ばかりでしたが、実は、もっと複雑で、奥深いものではないかと思...
ストレリチア研究者とは、全く、ご苦労様なことまで首を突っ込みます。今、私が関心を持っているのはジャンセア ゴールド系に多い、の先端が赤くなることです。 生みの親、「パーヴィフォリア セットラーズパーク」のが赤く色づい...
世の中には珍品を探し求める人たちがいます。勿論、植物の世界にも。私にも、多少、そのけがありましたから、心情は理解出来ます。でも、今となると情勢が取る程度、わかってきて冷静になっているつもりです。数年前のことです。一人の...
私は最近、ストレリチアとは別に「マルーラ」というアフリカ産の果樹栽培のテストを始めています。この植物はアフリカ原住民にとっては「宝物」のような存在です。果実からは酒が簡単に造られ、種子は食用に、絞った油は高価な化粧品と...
ストレリチアの栽培と一口にはいうものの、それは様々な、広い分野にわたります。ここでは分かりやすく短期と長期にわけて考えてみましょう。水やりや施肥のような目先の必要は、身近な作業なので関心が高いのですが、長い期間にわたっ...
こうとしか言えないことが起きてしまいました。私が秘蔵していたお宝「ジャンセアゴールドドワーフ」と別れなければならなくなってしまったのです。今までも欲しいと名乗り出た人が3人いましたが、まだ、その段階ではありません、と断...
荒々しいたくましさと上品なたおやかさ、この隔たりの大きい表現が、共にストレリチアに使われるのですから混乱を招いてしまいます。私は「ストレリチアとは」を解説する立場にありますので、これは正確に分別しなくてはなりません。 ...
私はジャンセアが好きです。葉のない、尖った柄の集団がスッキリした姿に見えるからです。乾燥にも、風などの障害にも、植え替えのショックにも耐えてくれるから、尚更です。 それだからこそ、後から起きた意外な現象にとまどってい...