ストレレチア秘話No.853 ストレリチアと相性 ストレリチアと人だけでなく 植物同士にも
この「秘話」にて何回となくストレリチアと人との相性を取り上げてきました。今までは半分、笑い話で、そう、真面目な論議ではなく、せいぜい、例え話のようなものでしたが、ここのところへきて、ストレリチア同士の交配にも起きてきた...
この「秘話」にて何回となくストレリチアと人との相性を取り上げてきました。今までは半分、笑い話で、そう、真面目な論議ではなく、せいぜい、例え話のようなものでしたが、ここのところへきて、ストレリチア同士の交配にも起きてきた...
前章にてストレリチアが自生地と移住先の日本では、どのような違いを見せるかについて検討してきました。この結果から分るのはストレリチアが如何に適応の中が広い植物なのかということです。自生地の環境条件を基本とすれば、移住先の...
自生地、南アフリカでのストレリチアの育ち方を規準に、或いは仮にお手本とするなら、それと我が国、日本での様子を比較することは基本的なことがらといえます。一口に日本とはいうものの、地域によって気候風土に差があり、また、施設...
今まで「秘話」で何回となく取り上げてきましたが、今回は本格的に取り上げることにしました。今まで繰り返し述べてきたことに、ストレリチアを選ぶ時の第一条件は花立ちの良さであることでした。これは生物全般にいえることなのですが...
ストレリチアの優秀品種は、つい、この間までは自然にあった原種の中から選び出されたものに限られていました。ところが近年になると事情が変ってきたのです。原種は調べ尽くされて、これ以上は目新しい品種が出現することが無くなった...
前の章の続きで二極化を別な面からみてみました。初めの二極化は入手法で、その後、次の難関が控えています。 植物の中には栽培家の面倒見次第で良くも悪くもなる柔軟な性質のものもあれば、そう簡単には変ってくれない強情なものも...
二極とは、ストレリチアの受け止め方の極端な差を表わしています。片や、一方の大衆化は、一般の草花並みの評価で安く気軽に手に入れて楽しむ人々で、割合からいけば断然、多いでしょう。それだけに、こちらは品質の善し悪しは気に止め...
前章をはじめ、今までにもストレリチア原種について述べてきましたが、今までは概論に終わっていたことを反省しています。やはり、もっと正確なことを知らせなければと思い直しました。 私は最初に自生地を訪れたころは、何もわかっ...
私は7回にわたってストレリチアの自生地を巡ってきました。その都度、必ず、気をつけて小さな苗を探し回りましたが、出会えたのは、わずか2,3本の10cm足らずの小苗だけでした。それ以上の中苗、中株に至っては見たこともありま...
「ストレリチアとは、こんな植物です」との解説が一回で済んだ時代が長く続いてきましたが、ここのところ、「ストレリチア次々に新しい品種が登場してきて、それぞれが少しずつ性格の違いが表われ、一様の解説では正確には表現できない...