ストレリチア秘話No.303 ストレリチア寒さへの抵抗力その二
以前、ストレリチア植物体の部分によって寒さへの抵抗力の差があることを述べましたが、今回は、その続きです。花に続いて凍るのは葉ですが、これが一様では無いのです。古い葉が真っ先に凍り、新しい葉ほど強く、最新の葉が最後まで頑張...
以前、ストレリチア植物体の部分によって寒さへの抵抗力の差があることを述べましたが、今回は、その続きです。花に続いて凍るのは葉ですが、これが一様では無いのです。古い葉が真っ先に凍り、新しい葉ほど強く、最新の葉が最後まで頑張...
微気象とは、小さな区域での現象を指しますが、それだけではなく、「徴」の名の通りわずかな、の意味もあるのです。この微妙なところがストレリチアの生死を決める重要な点なのです 道の駅保田小学校では、レギーネが元気に育つのに自...
2023年1月、10年に一度の寒さ、とかで、我が家の露地植えストレリチアの葉が凍害を受けました。毎度のことなので驚きはしません。半年後の夏がくるまで、少々、見栄えが悪くて困るだけです、それなのに、よく散歩で通る一角に植...
我が国では南西諸島を除いた地域でストレリチアを枯らす原因のトップが寒害です。 しかし、不思議にも寒い筈の寒冷地では大きな問題とはなりません。元々、栽培量がすくないこともありますが、寒さに対しての感覚がしっかりしていて...
今まで、それが当たり前、とされてきたことが、実は、そうでなかった、と変更しなければならないことが起きるのが、この世の中のようです。 ストレリチアの花芽は夏から顔を出し始め、8月末から9月が最も多く、以降、涼しくなるに...
このストレリチア秘話の初めの頃、No19にてストレリチアの寒さに対しての耐性について述べましたが、今回はその続きです。ストレリチアは葉、次いで葉柄はもっとも寒さに強いのですが、実は弱い部分もあるのです。 それは花なの...
ストレリチアは年間、10ヶ月にわたって開花しますが、季節によって開花の速さがちがいます。これは気温の差によるものです。速くも、遅くもなく、順調な適温は20℃~25℃であると言えます。つまり、地植えでは秋と春の頃ですが、...
ストレリチア栽培では、低温対策、これが一番の問題です。ストレリチア自生地での最低気温は5℃近くまで下がる事は珍しくありません。但し、氷が張ったり、霜が降りたりすることはありません。つまり、氷る寸前までは大丈夫ということ...
ストレリチアの栽培で気になるのは温度でしょう。そこで、まずは夏の高温に対してなのですが、ストレリチアに関しては、高温障害は気にしないですむ、ということです。南アフリカのストレリチア自生地は半砂漠地帯に近く、真夏の日中の気...