ストレリチア秘話No.860 ストレリチア性格の二面性
梅雨のおかげでストレリチアの生育も順調です。でも、欲張って肥料を多くやり過ぎた3年生の苗に新芽が黒変する障害が数本現れました。肥料の量が最適とやり過ぎの瀬戸際だったのです。 ストレリチアは一人前になれば有機質肥料であれ...
梅雨のおかげでストレリチアの生育も順調です。でも、欲張って肥料を多くやり過ぎた3年生の苗に新芽が黒変する障害が数本現れました。肥料の量が最適とやり過ぎの瀬戸際だったのです。 ストレリチアは一人前になれば有機質肥料であれ...
ストレリチア栽培での失敗例は数多くありますが、その多くを占めるのは人工操作によって引き起こされたものです。化成肥料による過肥や換気不足による障害を始め、数多くの障害は、大抵、やらなくてもいいことをやったために起きていま...
新しいと書きましたが材料は全然、新しくありません。今まで使い慣れたものばかりです。軽石植えは水はけの良さを始め、長所が多いのですが欠点も併せもっていました。 水はけがよい為に、水や肥料分を保てないことす。それに加えて...
これは、なかなか厄介な問題です。どんな用土も、それぞれ長所、欠点を持っているからです。一番、多く使われる赤玉土も、中粒を使っても、やがては崩れて、ただの上に戻ってしまいます。腐楽土を混ぜて養分の追加や水はけを良くしても...
ストレリチア栽培の作業には、それなりの特殊性があります。結果の判明が直ぐに出る仕事ばかりしてきた人には、中々、なじめない現象です。それは、やった仕事の反応が直ぐには現われず、とんでもない先になることです。中には1年先で...
栽培では多い質問ですが、“秘話”で取り上げるのは珍しいことです。初心者は気にすることが多いのですが、私は、そんなに大事な問題とは考えていません。それはストレリチアにとって肥料が必要なのは、中苗から開花株ぐらいまでで、大...
ストレリチア栽培では施肥についての質問が多いのですが、鉢植えと地植えでは状況が異なります。その原因は根の育ち方に違いがあるからです。 鉢植えでの根は鉢の中だけしか伸びませんが、地植えでは、ストレリチアの根は、普通の植...
ストレリチア栽培で最も仕事が集中する季節は3月下旬の彼岸から、5月上旬へかけての1ヶ月半あまりです。ストレリチアが傷つきやすく危険を伴う植え替え、株分けの外科手術には、一番、安全であり、その後に成長期が待っていて回復が期...
生物が生きるとは、生存のための活動の連続とでもいえましょうか。ストレリチアの生命維持活動を手助けすることが栽培なのだと言い換えることもでます。ところが、この活動は幅広く、数多くの条件に支えられていますから複雑です。それ...
前章の続きです。ことは簡単ではありませんが、やれないことではないでしょう。一番の原因は肥料にあります。今までのストレリチア栽培では、肥料についての考えが、ただ、やれば良い、で単純過ぎたように思います。 第一には、施肥は...