ストレリチア秘話No.454 ストレリチア遺伝形質のルーツ探し
ストレリチア研究者とは、全く、ご苦労様なことまで首を突っ込みます。今、私が関心を持っているのはジャンセア ゴールド系に多い、の先端が赤くなることです。 生みの親、「パーヴィフォリア セットラーズパーク」のが赤く色づい...
ストレリチア研究者とは、全く、ご苦労様なことまで首を突っ込みます。今、私が関心を持っているのはジャンセア ゴールド系に多い、の先端が赤くなることです。 生みの親、「パーヴィフォリア セットラーズパーク」のが赤く色づい...
ストレリチアの花の美しさは苞によって決まる、といっても過言ではないでしょう。花弁(正確には萼片)には殆ど差はありませんから、苞の違いだけが目立つのです。大きく分けると基本の型は多くありません。ただ、その広がりの変化が無...
ストレリチアの花の評価は1本の花を見るだけでも事足りますが、実は、他にも方法があります。それは5,6本、いや、もっと多くてもよいのですが、まとめて花瓶に活けてみることです。ちょっと贅沢ですが、やれないことでもないでしょう...
ずっと前、「黒いバラ、黒バラ」が現われて話題になったことがありました。花の世界では色彩の濃さを追い求める傾向が一部にあります。栽培量の多いバラでは特に望まれていたようです。暗黒に近い色に妖しい美しさを感じるからでしょう...
ストレリチアで一番、目立つのは花です。その中でも際立っているのが、花弁(実は萼)と苞の色彩です。 花弁がオレンジ色の花は目立った変化はありませんが、黄色種は特別です。花弁の黄色が苞の下部にも現われることが多く起きます...
果実にも、花にも、粉を吹いているものが多いようです。ということは、これに何らかの意味、働きがあるのだろうと思うのですが、未だに解明されていません。強い紫外線から守るためなのか。雑菌を防ぐ働きをしているのか、わかっていな...
私の住んでいる町は「房州びわ」が特産品です。びわの作業の最終工程は果実の箱詰めです。それまでは多くの人の手が関わりますが、箱へ詰める仕事は、駆け出しのアルバイトなどでは、さわらせてもらえません。ベテランでなければ手に負...
私は、自分が生み出したストレリチアとは、どこで、出会っても、すぐ分かります。直接、手渡したものは当然なこことですが、間接的で、私を知らない間柄であっても花を見れば親は子を見分けることが出来るのです。これは、そんな難しい...
ストレリチアは、どの株も、皆、似たようなもののように見えますが、一カ所だけ、個性が際立って差が出る部分があります。それは「苞」の色です。鈍く灰色がかった緑色から、ピンク色、赤、紅、紫紅色、まれには黒っぽい、といえるほど...
「赤い花のストレリチアが欲しくてきました」 こんなお客さん見えたことがありました。勿論、花弁(実は萼片)の赤いストレリチアはありません。苞の色を指しているのです。これほど、苞の色が印象を決めてしまうほど鮮やかな色彩の...