ストレリチア秘話No.839 ストレリチアは赤色の進化に向かう!サンバードの影響か?
育種家の我が家の圃場では毎年、新花が開花してきます。それに対して★印で評価しているわけですが、苞の赤色が規準になるわけです。その結果、年々、赤色の割合が多くなっています。これは交配親に優れた赤色種を使うために起きる現象...
育種家の我が家の圃場では毎年、新花が開花してきます。それに対して★印で評価しているわけですが、苞の赤色が規準になるわけです。その結果、年々、赤色の割合が多くなっています。これは交配親に優れた赤色種を使うために起きる現象...
ストレリチア大型種の花の苞は太くて、丸く、豊かな感じなのに、無茎種の花は細く締まって先端は尖って直線的に構成されています。どちらが良いかは別として個性の違いを感じます。 大型種が産まれた頃は気候温暖で豊かで穏やかな生...
これは「秘話 800号」を越えた記念です。それくらいの高いレベルの読者でないと通じないことかも知れません。これは、余程、数多くのストレリチアの花を見てきた経験がないと書けないからです。じつは805号の「草型」は、これに...
ストレリチアのの赤色は当然となって来ていますが、その表れ方は千差万別ですから、私のところでは規準をもうけて段階別としています。それは5段階評価で、★星から★★★★★星で表わします。そべてが花の色だけではありません。花立...
毎日、栽培場のストレリチアの花を眺めていて数十年年前と比べて大きく様変わりしていることに気づきます。それは固場全体に赤色が氾濫していることです。勿論、花の苞の首の色です。 元々、ストレリチアの花は赤色を含んでいました...
ストレリチアの花も、くわしく観察すると、色は別として形だけでも、いろいろと違いがあることに気づきます。私のような育種家にとっては重要な部分だからなのです。それは肩というか、首と言うか、未だ正式名称がついていない部分です...
苞の赤紫色がストレリチアの将来を決定するのではないでしょうか ストレリチアの花が人々に強い印象を与えてきたのは、鳥の形をした奇妙な姿が珍しがられたことにあるでしょう。最初にロンドンのキューガーデンで開花して以来、次々...
今、私の栽培場で咲いているゴールドクレスト ザクイーンのの赤紫色に改めて驚いています。ここまでの鮮やかな色彩は人もサンバードも望んではいなかったはずです。つまり、期待を越えてしまっているのです。また、他には、苞の首の赤...
私が知る限りストレリチアが最も進歩しているのは我が国日本です。だからといってストレリチアのすべてがそうだといっているわけではありません。ストレリチアと言っても、ピンからキリまでのレベルがありますから、最低限のキリのクラ...
これは、どうと言うことはないことです。ああ、そうか、とでも受け取って構いません。 ストレリチアは寒さに弱い部分は花で、メシべ、オシベが真っ先に凍ると述べました。実は、その後がありました。それは苞の首にあたる部分です。...