私が知る限りストレリチアが最も進歩しているのは我が国日本です。だからといってストレリチアのすべてがそうだといっているわけではありません。ストレリチアと言っても、ピンからキリまでのレベルがありますから、最低限のキリのクラスで比べれば少しも高いとは言えませんが、最上限のトップレベルで比較すれば我が国が最高なのです。このことを正確に教えなければならないのはストレリチアの語り人でもあります。この責任の度合いだけでも、語り人の責任は重大なのです
ところが、この進歩した事実が理解出来なくて相変わらず遅れているとじている人々もいるのです。これは我が国では昔から続いてきた傾向ですから少しも不思議には思いませんが、遅れた発展途上国に多い気分ですから残念なことには違いありません。簡単に言えば、自分の国の進歩よりは外国の品のほうを有り難がることなのです。つまり、ことの判断が正確ではないということなのです。これは、やはり、語り人に確りしてもらうしかありません。
ストレリチアの切り花の価値基準が厳しいのは日本の特徴であり、黄色種のような貴重な品種が一般に広まっているのは我が国以外にはなく、苞の紅色が花の美しさの規準になっている国は日本以外にはありません。このように厳しい基準を持っているのは、我が国のストレリチアのレベルが、それだけ高いことを表わしています。
