ストレリチア秘話No.702 ストレリチアの望むのは硬、それとも軟?
梅雨を控え、ストレリチアも柔らかく、みずみずしく育ってきました。雨が多く、水が十分だからです。乾燥した季節のカチカチ感とは様変わりです。いったい、ストレリチアはどちらを望んでいるのでしょうか。初心者は、水が多くて柔らか...
梅雨を控え、ストレリチアも柔らかく、みずみずしく育ってきました。雨が多く、水が十分だからです。乾燥した季節のカチカチ感とは様変わりです。いったい、ストレリチアはどちらを望んでいるのでしょうか。初心者は、水が多くて柔らか...
つい、この間まで遅咲きの花が咲いていたのに、もう、次の花芽が顔をのぞかせて来るのが6月です。まさかと思うほどの早さです。6月は普通のストレリチアは、未だ活動を始めて間がない季節なのにです。この季節は暑いので花芽の伸長は...
ストレリチアは品種によって開花時期が、ほぼ、決まっているのが多いのですが、近頃、遅咲きが多くなってきました。特にジャンセアゴールドの傾向が強く、ストレリチアの花の鑑賞期間が伸びたことが喜ばれています。 いつ頃からの開...
ストレリチアをガラス温室で栽培していた頃、花が多くて美しい季節は12月前後の初冬でした。寒さがやって来たにも拘わらず、鮮やかな彩に囲まれる豊かさを味わったものからでした。自然栽培に移った現在は、それが少々、変ってきまし...
ストレリチア栽培の作業には、それなりの特殊性があります。結果の判明が直ぐに出る仕事ばかりしてきた人には、中々、なじめない現象です。それは、やった仕事の反応が直ぐには現われず、とんでもない先になることです。中には1年先で...
以前、植物には自分が生まれ育った地域の環境に固執して、そっくりでなければ育たないのもあれば、少々の違いなどは平気で乗り越えて生きるのもあることを述べました。ストレリチアは、その数少ない適応派で、世界各地に広まっています...
ストレリチア鑑賞の中心は開花時期にあります。つまり、花こそが最大の目的なのです。 幸いにもストレリチアの開花期は長く、切り花にしても、冬なら1ヶ月も保ち、切らずに咲かせれば、寒い季節なら2~3ヶ月も続きます、この長さが...
この「ストレリチア秘話」も、とうとう 600号を迎えました。最初、書き出した頃は、せいぜい100、多くても200号止まりでタネが尽きるだろうと思っていたのですが、こんなに長く続くとは。中には重複した部分も数多くありまし...
続けて何株も地植え株を掘り上げて鉢植えにする作業をしてきました。これは力仕事で大変な労働です。でも、おかげで、いろいろと考えさせられました。今まで平らな土地に植えてきましたが、ストレリチアは一段高い位置に植えた方が良い...
ストレリチアは一年を通じて生長を続けます。それでも、季節によって違いがあります。 成熟した株はゆっくりしていますが、若い株は駆け足で育ちますから、観察が楽です。 ・「春から初夏」 生長のスタートが始まるのですが、普...