ストレリチア秘話No.353 ジャンセア水やりの極意
これはストレリチア栽培の常識、常道を越えたベテランのための極意ですので、安易には真似しない方が無難でしょう。 ジャンセアは葉がないために水分の蒸散量が少なく、その分、水やりの回数が減ります。 つまり、水...
これはストレリチア栽培の常識、常道を越えたベテランのための極意ですので、安易には真似しない方が無難でしょう。 ジャンセアは葉がないために水分の蒸散量が少なく、その分、水やりの回数が減ります。 つまり、水...
一口にストレリチアは強健であり、成育に年数かかる、などと言われますが、これは全体をひっくるめた言い方であって、詳しく見れば、1株、1株に僅かながらも違いがあります。 これが集団となった系統ではハッキリとした個性となって...
2022年12月のことでした。ジャンセアゴールド実生株の集団の中の一株から花芽が顔を出してきました。この系統は遅咲きが珍しくありませんから、少しも不思議はありませんが、よく見ると草型が、やや小柄な矮性なので、これは面白...
ストレリチアの開花期は長く、8月半ばから翌年の6月半ばまで10ヶ月間も続きます。 早咲きは、まだ暑さの残る季節なので需要は少ないのですが、5月、6月の遅咲きは貴重です。長い間、僅かな数しかありませんでしたが、ここの所...
ストレリチア秘話のNO 316, NO 317でジャンセアゴールド誕生の道筋を述べましたが、今回は、その詳細を解説します。 ジャンセアゴールド 第一代で、ようやく、ジャンセアの黄色種が現われましたが、実は、まだまだ、不完...
この章のテーマは「この株は、いったい、レギーネなんですか?それとも、パーヴィフォリアなんですか?それともジャンセアですか?」との疑問が、よく起きるんです。それに対する回答です。 ストレリチア無茎種は植物学上ではレギー...
ストレリチアは生長が遅く、反応も鈍感なのが特徴ですが、その中でも一番、強く受け継いだのがジャンセアです。それを選びに選んで、せっかち人間の私が好きになってしまったのは、いったい、どういうことなのでしょうか。あまりにも隔た...
私はジャンセアの交配、実生苗を約 1000本養成したことがありました。実生苗は様々な変異が生まれますが、その中でも、一番、目立つのが薬の形の変異の広がりです。それまでにレギーネの交配は繰り返してきましたが、ジャンセアの...
・ジャンセアゴールド第一代 そこで、いよいよ、黄色種の作出にかかり、二通りの方法で試すことにしました。 〈1〉花粉親にゴールドクレスト パーヴィフォリアにレギーネを交配すれば、大部分はパーヴィフォリアになるだろうが、多...
ストレリチア無茎種は、長い間、オレンジ色の花しか無いと思われていました。それが近年、黄色花が存在することが知られ、交配、改良が行われるようになりました。私が作出した「ゴールドクレスト」が最初で、今も主力ですが、ジャンセア...