ストレリチア秘話No.413 ストレリチアはまだ発展途上の段階の植物です
私たち人類は、約一万年前、農業を生活手段に取り入れて以来、様々な動植物を飼い慣らし、使い易いよう改良を加えてきました。見た目は野性と同じようでも、内容は人間が使いやすいよう、また、利益があがるよう改良が施されています。...
私たち人類は、約一万年前、農業を生活手段に取り入れて以来、様々な動植物を飼い慣らし、使い易いよう改良を加えてきました。見た目は野性と同じようでも、内容は人間が使いやすいよう、また、利益があがるよう改良が施されています。...
ストレリチアの特徴を表現しようとして、何を取り上げても、表現しきれない不満が残ってしまうのは、一つの条件だけで済まそうと思うからではないかと気がつきました。ストレリチアの魅力は多面的であり、様々な条件の集まった総合的な...
ストレリチアの授粉をしてくれるのはサンバードです、この鳥はストレリチアの何に惹かれて近寄ってくるのでしょうか?広々とした草原の中で目立つオレンジ色の花でしょうか。それも一つの理由かもしれません。同じように訪れるアロエの花...
またまた、やってしまいました。ストレリチア実生2年苗の新芽が黒変してしまったのです。ストレリチアの幼苗は過度の肥料には弱く、直ぐに障害を起こしてしまいます。このことは分かっていながら、性懲りもなく、また、やってしまった...
ジャンセアゴールドの出現第一号を分け株を切り離して独立させたのが2年前でした。 この個体は、なかなかの優秀花で★★★★★星クラスだったので大切に扱ったのです。 ストレリチアの増え方は二通りあります。一つ...
ストレリチアの花は季節によって品質の差が出ます。晩夏から中秋までに咲く花は、力不足で充実さに欠けます。これは気温が高いために活動の進行が早すぎて、養分の補給が十分に行き届かないからです。寒い季節の花は、このバランスがと...
小さく短い切り花が喜ばれ始めてきている新聞記事によると、短い切り花の需要が殖えてきている、という生花市場関係者の言葉が伝えられています。今まで切り花は長い方が使い易く、価値があり、生産者は、その為に苦労し、規格外のロス...
ストレリチアは鈍重で、一日当たりは、ほんの僅かしか育ちません。そんな、のろまなストレリチアでも、一年のある時期だけは、驚くほどの成長をみせる期間があります。それは真夏の8月半ばから9月の彼岸当たりまでの約一月少々の間だ...
ストレリチアは開発が遅れた花ですから、まだ解明されていない面が数多くあります。そのために具合の悪いことが発生しても、その原因が分からず、その対策が立てられないことが起きてくるのです。今回は、その一つを取り上げてみたいと...
私の栽培場は、以前はガラスの温室でしたが台風の被害に逢い、現在は露地で、冬は霜除け程度、夏は直射日光にさらす自然栽培です。ガラスは紫外線を通しませんから、温室内のストレリチアは伸び伸びと育っていましたが、現在の直射日光...