ストレリチア秘話No.697 ストレリチアの全容を知るには現状把握が必要です
ストレリチアの将来の品種については今までも述べてきましたが、それ以前に必要なのは、現在、既に存在しているストレリチアの実態を確認しておく事が大切です。ここの所へ来て今まで存在を知りながらも、それを取り上げてこなかった手...
ストレリチアの将来の品種については今までも述べてきましたが、それ以前に必要なのは、現在、既に存在しているストレリチアの実態を確認しておく事が大切です。ここの所へ来て今まで存在を知りながらも、それを取り上げてこなかった手...
ストレリチアも時代によって在庫の量に違いが出てきます。私のところでは、ここへ来て、オレンジ系レギーネオレンジ プリンスの優秀品種が少なくなって希少な存在となってきました。これは考えもしなかった現象です。 オレンジ プ...
ストレリチアの優れた花を見続けていると、見慣れてしまい,強い印象が鈍ってしまうととが珍しくありません。見過ぎ、慣れすぎ、といってもよいかもしれません。そうなると減多にない優秀花でありながら、なかなか命名されない不運な品...
ストレリチア無茎種は3種ありますが、それぞれ個性が違いますから育て方から扱い方に差があります。それを心得ていないと上手く栽培が出来ません。栽培技術の向上には主にこの点が重要になります。 3種と言っても、大きく分ければ...
私は近頃、仕事の一部としてストレリチアゴールドクレストの矮性種、地植えの掘り上げ、鉢植えを開始しました。今まで、そこまでやる気も無く、株も、そうあるとは思っていなかったのです。ところが、やる気になって調べてみると、意外...
前章 No.672号にでパービフォリアゴールドの作出について述べましたが、育種家とは、そのような、大きな期待の交配ばかりをしてるだけではありません。あらゆる見込みに手を出しているのです。ただし、こちらは特殊な期待の方が...
但し、間違えないで下さい。種子が採れるだけで、実際の開花が見られるのは早くて数年先のことです。何故、こんなことが起きるかと言えば、それが生物の成せる技であって、工業製品と違う所なのです。この新品種とは秘密を明かせばパー...
名花と呼ばれる優秀品種でも、すべてが一様であるわけではありません。ここではストレリチアの歴史を語る上で、どうしても書くことが避けられない一つの品種を紹介することにしましょう。 ストレリチアの故郷、南アフリカでも有名な...
いままで、ストレリチアの困った点は、人の思うようには、中々、動いてくれない事でした。でも、それは昔のこと。今では、驚く程、望み通りに活動させる事が可能な時代にやってきました。但し、多少の経費が掛かったり、少し、広い土地...
現状とは言っても、私の栽培場だけのことです。ゴールドクレスト誕生の本家とあって、お客さんの注文は黄色種ばかり続いたために、我が家の在庫からオレンジ系が減ってしまいました。それでも、優秀花だけは残しましたが、結果としては...