TVの中南米諸国の紹介番組を見ていますと、ヨットハーバーに豪華なヨットがずらりと並んだ風景が、よく出てきます。よく見ると、それぞれの船尾に名前が書かれています。驚くのは、レックス(王)、または、レギーネ(女王)と名付けられたクルーザーが多いことです。どうもラテン系の人たちは、この名前が好きらしいのです。きっと、高貴さ、品位、を感じ、誇らしく命名したことでしょう。そういえば、イギリスにだって、「クイーン エリザベス号」がありましたねえ。
ストレリチアの名称についてはホームページにくわしく解説しましたが、ここに少しつけくわえてみましょう。まあ、蛇足かもしれませんが。
「ストレリチア レギーネ」
ストレリッツ家出身のシャーロッテ ソフィア王妃に因んで名付けられました。まさにピッタリの命名だと思います。花の名前には、このような命名が昔から、よく行われてきました。ところが、長い間に、花の実態とはそぐわないものも多く現われてきた反省から、花の名前は実態を表わすものであるべきだ、との考え方が出てきて、現在は両者が併存しています。パーヴィフォリア(小さな葉)、ジャンセア(トクサのような)は、まさに、この通りです。
この傾向は学名に強い影響を与えましたが、園芸名の方は相変わらず、高貴、品位を重んじたロマンチックな名前が多いようです。バラは、まさに、この名前の花盛りです。実用と装飾、どちらに軍配を上げるか、困ってしまいますが、まあ、両方、あっていいじゃないか、というのが現状のようです。

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