ストレリチア秘話No.265 将来の使われ方
ストレリチアは現在では、原産地の南アフリカばかりでなく、カリフォルニアでも日本でも、 或いは他の国々でも、公共施設を始め、様々な場所に植えられ、その特色が利用されてきています。しかし、よく見ると、殆どがレギーネでジャン...
ストレリチアは現在では、原産地の南アフリカばかりでなく、カリフォルニアでも日本でも、 或いは他の国々でも、公共施設を始め、様々な場所に植えられ、その特色が利用されてきています。しかし、よく見ると、殆どがレギーネでジャン...
一般の花栽培と同じでストレリチアも雑草には悩まされます。鉢植えでは、簡単に引き抜ける草はともかく、 カタバミやニラのように、はびこってしまうと、植え替え時でないと除去出来ない草は困ってしまいます。それでも、まだ若い内に...
今まで繰り返し述べてきたストレリチアの変化は、起きるにしてもスピード感に欠けています。 新しいストレリチアが現われたとしても、それを世の中が受け入れるのに5年10年もかかることでしょう。今までの経過を辿ってみれば間違い...
草型の小さい矮性種は、すでにあります。ここでいうのは、花、そのものが小さいことを指しています。レギーネを始めとする無茎種ストレリチアの花は、苞の長さ約15cmで、大きなアレンジメントにも十分に使えるので、重宝されていま...
第二回のストレリチア自生地調査の時でした。ポートエリザベス大学植物学教室のファン ダ フェンター教授を訪れました。そこで教授は、ニヤニヤ笑いながら、つまり、あまり、真面目なようすではなく、広口の瓶に水栽培されたストレリ...
ストレリチアを南アフリカから文明世界へ初めて紹介したのは、キューガーデンの監理者、バンクス卿によって派遣された、フランシス マッソンでした。ストレリチアを採集したのは、アフリカに慣れてきた第二回の時とされています。 ...
現在、一月中旬、我が家のストレリチアの野外、露地栽培場では、寒波に襲われて開花寸前の蕾が霜にやられて首を垂れています。だけど、株自体は何の損傷もなく、元気そうなので大きな被害を受けた様子はありません。やられたのは開花直...
ストレリチアの栽培相談で、ある娘さんが告げました。 「うちの母は、ストレリチアに毎日、水をやらないと気がすまないんです」 と。又、別の人は、驚いたように言いました。 「え!ストレリチアは夏は外へ出すんですか?わたしは一...
私は子供の頃から、ずっと猫を飼ってきました。その後、番犬として犬を飼うようになりましたが、どうしても猫のようにはゆかなくて困りました。後になって気がついたのです。猫は、お互いが気の向いたときだけの付き合いで良いのに対し...
もう十年以上も前になりますが、南アフリカから、 「ストレリチアの昔からの自生地が次々に消えています。この勢いは止まりそうもありません」 との便りがありました。いつかは、そうなるだろうとは思っていたのですが、意外と早くや...